副住職日記
2012-02-16 21:46:00
開眼法要その②
先日は墓碑開眼でしたが、今日は大曼荼羅御本尊、そして日蓮聖人像の開眼法要
くしくも、今日は日蓮聖人のご降誕(誕生)日。

写真は御生誕の地、誕生寺の日蓮聖人像
ご自宅の仏壇に大曼荼羅御本尊、そして日蓮聖人像を安置し
新たな出発となる開眼法要でした。
今後家族の拠り所としてはもちろん、毎日のお勤めを行い、日常生活において
正しく生きるため、布施(他に施す)・持戒(人間としての本分を守る)・忍辱(耐え忍ぶ)・
精進(努力する)・禅定(心を静める)・智慧(真理を見きわめる)の六波羅蜜を実践することが
大事です。
ますますのご精進を・・・合掌

くしくも、今日は日蓮聖人のご降誕(誕生)日。

写真は御生誕の地、誕生寺の日蓮聖人像
ご自宅の仏壇に大曼荼羅御本尊、そして日蓮聖人像を安置し
新たな出発となる開眼法要でした。
今後家族の拠り所としてはもちろん、毎日のお勤めを行い、日常生活において
正しく生きるため、布施(他に施す)・持戒(人間としての本分を守る)・忍辱(耐え忍ぶ)・
精進(努力する)・禅定(心を静める)・智慧(真理を見きわめる)の六波羅蜜を実践することが
大事です。
ますますのご精進を・・・合掌

2012-02-16 17:08:00
節分会の様子
2012-02-12 16:26:00
お墓で餅まき
檀家さんの法事・石塔開眼法要
に出座。
法事を済ませ、いざ墓地に行って開眼法要を行いました。
天気も良く、お墓詣り日和
。ちょっと風が冷たかったですが…
日蓮宗では、開眼法要(お魂入れ)を行います。
開眼とは字のごとく、法華経の読経・唱題をもって、魂入れを行うことです。
日蓮聖人も本尊問答鈔という御書の中で
「仏は所生、法華経は能生、仏は身なり法華経はたましいなり、
しかれば木像・画像の開眼供養は唯法華経に限るべし」と述べられています。
お勤めの後、用意された餅
を撒きます。この地方では当たり前ですが、
遠くから来られた親戚の方は、なぜお墓で餅を巻くのか不思議がられていました。
それも当然ですよね。家の棟上式ならまだしも、お墓の建立に餅まきとは・・・・
四十九日忌の時に餅を供えたり、またお正月の鏡餅や、満一歳の餅踏み
人生のいろんな節目で餅は使われています。神秘的なもの、また魂が宿るものとしても
考えられています。
お墓に御魂入れを行う時の餅まきは、我々の体が先祖から受け継いだ魂、骨によってできていること
を考えるとき、先祖に対する感謝の念と、これからも家内安全、家運隆盛を願う気持ちの表れだと
感じました。

ー写真は当山の永代供養墓開眼の餅まきの様子ですー

法事を済ませ、いざ墓地に行って開眼法要を行いました。
天気も良く、お墓詣り日和

日蓮宗では、開眼法要(お魂入れ)を行います。
開眼とは字のごとく、法華経の読経・唱題をもって、魂入れを行うことです。
日蓮聖人も本尊問答鈔という御書の中で
「仏は所生、法華経は能生、仏は身なり法華経はたましいなり、
しかれば木像・画像の開眼供養は唯法華経に限るべし」と述べられています。
お勤めの後、用意された餅

遠くから来られた親戚の方は、なぜお墓で餅を巻くのか不思議がられていました。
それも当然ですよね。家の棟上式ならまだしも、お墓の建立に餅まきとは・・・・
四十九日忌の時に餅を供えたり、またお正月の鏡餅や、満一歳の餅踏み
人生のいろんな節目で餅は使われています。神秘的なもの、また魂が宿るものとしても
考えられています。
お墓に御魂入れを行う時の餅まきは、我々の体が先祖から受け継いだ魂、骨によってできていること
を考えるとき、先祖に対する感謝の念と、これからも家内安全、家運隆盛を願う気持ちの表れだと
感じました。

ー写真は当山の永代供養墓開眼の餅まきの様子ですー
2012-02-07 23:03:00
公開講座へ参加しました
長崎教化センターが開催している公開講座
へ出席。
といっても、自分もセンターの一員なので、
準備・会場設定などを行っています。
今回の講師は、武見敬三先生。
先生は日蓮宗の檀信徒協議会の顧問でもいらっしゃいます。
教化センター発行の「あんのん」にも記事を多く寄稿していただいており
その御縁もあって、今回の講座
となりました。
テーマは「成熟国家日本の構想」
難しいタイトルです。
日本の平均寿命は男女とも世界トップクラスでありながら低いコスト、平等な形で健康社会を実現させた。そして日本の長寿社会や介護保険法などの素晴らしい仕組みは世界に誇れるものであるが既得権益と過去の成功体験があだとなっている ー中略ー
今後、家庭の力、家族の絆がより必要で、一人一人が意識し、生き方を分かち合える社会が必要であるとのことでした。
在宅医療・原発問題、脳死・尊厳死、様々な問題がある中で、医学・医療・政治的な問題だけで
はなく、生き方そのものの問題が問われ、我々宗教者として考えさせられる講演でした。

といっても、自分もセンターの一員なので、
準備・会場設定などを行っています。
今回の講師は、武見敬三先生。
先生は日蓮宗の檀信徒協議会の顧問でもいらっしゃいます。
教化センター発行の「あんのん」にも記事を多く寄稿していただいており
その御縁もあって、今回の講座

テーマは「成熟国家日本の構想」
難しいタイトルです。
日本の平均寿命は男女とも世界トップクラスでありながら低いコスト、平等な形で健康社会を実現させた。そして日本の長寿社会や介護保険法などの素晴らしい仕組みは世界に誇れるものであるが既得権益と過去の成功体験があだとなっている ー中略ー
今後、家庭の力、家族の絆がより必要で、一人一人が意識し、生き方を分かち合える社会が必要であるとのことでした。
在宅医療・原発問題、脳死・尊厳死、様々な問題がある中で、医学・医療・政治的な問題だけで
はなく、生き方そのものの問題が問われ、我々宗教者として考えさせられる講演でした。
2012-02-03 22:05:00
節分会
今朝は寒かった。
寒で水道がお昼近くまで出ませんでした。
節分とともに、今日は初午でもあったので、
午前中は、お稲荷様を祀るお宅でお勤め。
雪が降る中でのお勤めでしたが、全国各地の大雪に比べれば・・・・
午後は、先日見事に半島一周行脚を成し遂げたお上人のお寺へ
節分・星祭のお手伝いに・・・
水行も行い、気合の入ったご祈祷も行い、
豆まきと、最後には福引き。
若上人から御利益を頂き、参詣者の喜んだ顔が印象的でした。
自分も見習わなければ…
夜は自坊での節分会。
近所の子供達もたくさん来てくれて、賑やかな豆まきとなりました。
伝統、風習は伝えていかなければ、次の世代へと伝わりません。
なぜ、節分なのか、豆まきをするか、炒った豆なのか?
物事には理由があります。
ネットで見ればいろんなことがすぐにわかる現代、
でも頭で理解することと、実際に行動すること
「理」と「事」が大事だと・・・・
余談ですが、両方兼ね備えた人が「理事長」と呼ばれるそうです。
長くなりましたが、豆まきの後は福引き。
ちなみに今年の特賞は「ホームベーカリー」でした。
ぜんざいを用意していましたが、寒い中、参詣いただいた皆さんも
きっと温まって、家路につかれたと思います。
来年も、ぜひお越しください!