副住職日記

2011-10-27 22:36:00

陸前高田での活動①

 朝5時に仙台を出発し、陸前高田に到着。
ボランティアセンターにて受付し、9時からミーティングの後
活動開始です。

私達は30数名ですが、この日は個人・他の団体合わせ約300名の
方が参加されてました。
17回目・・、26回目の参加団体もありました。

「ボランティアとはなんですか?この言葉を胸に、
皆さん今日1日よろしくお願いします」

ミーティングの最後にボランティアスタッフの方から
投げかけられた言葉。

一人の力は小さいけれど、無力ではない。
参加している方々とは、想いは同じだと思います。


それぞれ割り当てられた場所での活動開始です。
2011-10-26 20:05:00

石巻でのご回向

 伊丹から空路仙台へ。
着陸時、滑走路が見えた瞬間、震災時に
ニュースで見たあの光景が思い出されます。



仙台へは7年ぶりです。
今回集合場所となっている孝勝寺様は、
7年前に布教院で2週間寝泊まりして研修した寺院で、
思い出のある場所です。


午後2時、全国から約30名の参加者と共に石巻へ出発しました。
途中、車中より見た地域は、震災から7か月が経とうとも
その凄まじさを知らしめ、何と表現したらよいのかわかりません。

石巻では、市役所前から日和山(ひよりやま)まで慰霊行脚。
高台より、震災によって犠牲になられた方々のご回向をさせていただきました。
手を合わせる他にはありませんでした。
また、その後はお亡くなりになられた方々を、一時土葬されていた公園にて、
ご回向させていただきました。

一度仙台へ戻り、孝勝寺様に宿泊し、
明日は陸前高田にてボランティア活動です。




2011-10-25 22:50:00

いざ出発・・・

 ここの所、外出が多くお寺を不在にする日が続いています。
もちろん、法務(仕事)関係が多いのですが、
子供と接する時間も少なく、そのうち忘れられるのでは・・・・と。

今日は神戸に来ています。
法務もあり、最終便で来たので既に外は真っ暗。
せっかく来たのに、もったいない((+_+))
しかも、風が強く寒いです。
長崎から薄着できたので、周りから見ると一人だけ季節外れの格好見たい。

長崎~神戸はス〇イマークの空路があり、
値段も片道7800円とかなりお安い!
早めに取らなければなりませんが・・・

明日から、全国日蓮宗青年会主催
災害復興支援活動に参加します。

13時までに仙台集合なので、伊丹から
空路仙台へ行く予定です。

2011-10-24 23:31:00

入寺式

 地区内の寺院で入寺式(新住職交代)が行われました。

前日、山口から帰ってきたばかりなので、
バタバタとしましたが・・・・・

法要中、檀信徒代表のあいさつのなかで、
「これまで、副住職として長年勤められ、
皆さんからも「〇〇上人~」と親しまれていたが、
これからは、けじめをつけて「〇〇住職」とお呼びしましょう」
 
 音頭を取られた後、法要に参加された檀信徒が
大きな声で住職の名前を呼ばれていました。
檀信徒と距離の近い、親しみのあるお上人なんだなぁ、
その人柄がわかる一場面でした。

入寺式後には、先代住職の本葬儀が執り行われ、
先代住職のご遺徳を偲びつつ、
新たな出発となった寺院の貴重な2つの法要に、式衆として勤めさせていただいた、
御縁をありがたく感じました。



2011-10-23 23:49:00

御会式 出座その②

 22日、23日にかけて、御縁のある
山口・常妙寺様の御会式法要に出座。

こちらへは、7月の焙烙祈祷会にお邪魔しており、
今年2回目の出座になりました。


前回は車でしたが、今回は電車・新幹線を乗り継いでの一人旅。
九州新幹線にも初めて乗車しました。

常妙寺様では、法要のほか、お説教をさせていただき
高座に登らさせていただきました。

檀信徒が朝早くから、参拝者のお斎(食事)の準備をし、
役員さんは、法要の準備など
アットホームな雰囲気に、
心地よさを感じました。