副住職日記

2012-05-05 22:51:00

信行会開催

 世間は子供の日
当山では、第1土曜ということで毎月の信行会を開催。

連休中にもかかわらず、熱心な方々が参加されました。
お経練習・和讃・御遺文講義などを行いました。

外は快晴。鯉のぼりが元気よく泳いでいます。

きっと、皆さんから寄せていただき、復興支援でお送りした
岩手県・大槌町でも元気に泳いでいることでしょう。
「大槌町復興へ天高く!プロジェクト」

1年が経過し、原発問題が取り上げられ、段々と意識の中で忘れてる気がします。
まだ1年です。忘れることなく、できることを支援していきたいと思います。
2012-05-04 21:54:00

絵付け体験

 GW、皆さんいかかお過ごしですか?

今日は、毎月島原城にて行っているお茶ボランティア「ちょこボラ」の会員と、以前からお世話になっている武雄市・「汲古窯」さんへ。

お正月の「大福茶会」で使用するお茶碗製作のため、やってきました。
ちなみに、サイズはこのくらい。人の顔が入ります(*^_^*)
三人がかり

ところが、連絡ミスもあり、まだ素焼きができておらず、絵付け・文字入れができないと・・・・
せっかく来たのに(>_<)・・

ということで、普通サイズのお茶碗に絵付けさせていただきました。
あらかじめ、筆で文字と絵を練習して行ったのですが、
茶碗に書くのは筆の滑りが違うし、何より形が違うので、
うまくかけず…

後で聞きましたが、植木鉢で練習しておけばよかった(*^_^*)

天気も良かったですが、窯元の風景・環境・新緑・庭の植物・・・すべてが素晴らしかった。
もちろん、作品も。勉強になりました。



2012-04-29 18:16:00

季節の変わり目

 昨日は立教開宗会
諸宗遊学を終えた日蓮聖人が、建長5(1253)年 4月28日、生まれ故郷である千葉県安房小湊の清澄寺で法華経の弘通を宣された聖日であり、是聖房蓮長を改め、日蓮と名乗られたのです。
日蓮宗にとっては、大事な聖日です。

気候もあたたかくなり、趣味で栽培している植物もきれいな花を咲かせ、たくさんの実がつきました。


「なでしこ」


自家栽培「いちご

「節から芽が出る」という言葉があります。自然界の当たり前の法則を言った言葉ですが、
人間に置き換えてもあてはまるように思います。樹木は節から新しい芽が出ます。
つまり、もともとは節という言葉には、命あるものが生きるための大事な局面という意味を持っています。他人から見たら順風満帆で成功しているような人でも、 大なり小なり「病気」「怪我」「挫折」「失敗」等、様々な「節目」を経験し、 頑張り、 「成功」しているのだと思います。
植物も人間も「節目」という大事な局面で腐らないで頑張ることが大切なことです。

今年の厳しい寒さを乗り越え、たくさんの花を咲かせ、実を付けた植物。
全ても物が、私たちに何かを気付かせてくれているようです。

2012-04-26 14:49:35

記念日のお知らせ

我が家の車についている、インホメーションディスプレイには、こんな情報も出てきます(^_^;)。 今日じゃなくて、「明日は・・・」というところが、しっかりしてます。愛情こもった手洗い洗車で、許してくれるかな?
2012-04-19 14:40:00

悩みへの対処法

 先日、先輩上人が話していたこと

「明日、行動する予定があるのに、雨だとわかっているとき、どうするか?」
①行動する時間をずらす
②雨でも対応できる準備(服・傘など)をする
③晴れるように祈る

何を言いたいかというと、
悩みがあって、それを解決しようとしたとき、自分を変えて対応するか、
周り(環境)の変化を望むのか・・・・

周りが変わることばっかり期待していないか・・・
それではその場はしのげても、根本的な解決にはならない。
自分を変えることで、周りを変えていく。

恨み・辛みによる悩みなら変わらない。
天気を変えようとしているのと同じ

雨が降っても幸せなれる準備を常日頃しているか?
現状(環境・生活)を振り返って、当たり前の中で生きていないか?
その当たり前の生活に感謝できるか

修行は日常生活の中にあります。
お題目を唱えることは、その修行の中で、自分の使命に
自分自身が気づき、周りを変えていくこと。

毎日が修行です。