副住職日記
修養道場最後の仕事 ~冊子作り~
子供たちが書いた色紙や思い出を冊子として作成し、
参加者の保護者宛てにあいさつ文と共に発送しました。
道場中、たくさんの写真を撮りましたが、全て印刷してお渡しするには大変なので
オンラインアルバムを利用しました。
パスワードで、一定の期間ですが、写真を見たりダウンロードしたりできるようになっています。
もちろん、スマホからも可能です。
「きつかったけど楽しかった」「来年は友達連れてくるね」
「兄妹も来年行きたいといっている」
そんな声を聞くと、開催してよかったと感じます。
何より、事故・怪我なく終えたことが一番です。
忘れ物があったら、来年取りに来てね。
また、来年・・・・
修養道場最終日 ~3日間の集大成~
ようやく?最終日。
昨夜は疲れたのか、宿泊所となった千々石少年自然の家では静かな夜でした(^O^)
しかし、一晩寝ると、疲れも回復。
早い子は5時半から起き、元気な一日の始まりです。
再び、長国寺へ移動し、思い出作り。
3日間で楽しかったこと、つらかったこと、それぞれの思い出を
色紙に書いてもらいました。
この3日間を通して、率先して、お手伝いや行動をした子にはご褒美シールを与えており、
最終日にシールの多かった子から表彰しました。
また、修了式では、一人一人に修了証と初日に作った「腕輪念珠」にお経をあげ、
御守として元気に成長するように願いを込めて渡しました。
仏様の御守護を頂き、怪我や病気もなく無事修了することができ、ご家族のもとに返すことができました。
「修養道場行ったら、変わったね」
そんな言葉が聞けるよう、この修養道場での3日間の修養の成果を、
これから、ご家庭で、学校で、日常生活の中で発揮してもらいたいものです。
3日間、関係各位の皆様には大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
修養道場~2日目~
朝はラジオ体操に始まり、会場となった長国寺様や公民館の清掃、朝のお勤めを行いました。
その後、普賢岳噴火災害で火砕流によって焼失した旧大野木場小学校を見学。
こちらでは、災害当時深江町の消防団長を務められていた石川先生から、当時の様子や、実際経験されたことを話していただきました。
焼失した大野木場小学校、普賢岳を間近に見ながら、当時の様子の話を聞き、校舎で授業を受けたいた子供たちや先生たちが、どんな思いで逃げられたのか・・・、
我々も噴火災害は経験しましたが、記憶を新たに、次世代へ伝えることを肝に銘じました。
昼食は、自坊・布津の妙法寺にてソーメン流し。晴天の中、こちらの想像を超えておなか一杯食べてましたよ。大勢で食べると食事も進みますね。
午後からはプールやバーベキュー。飯盒でご飯を炊き、バーベキューをしながら、花火大会やすいか割など盛りだくさんの1日。それにしても今年の子供たちはよく食べる。元気がいいのは何よりです。きっと夜は熟睡するはず・・・・・・
楽しい中にも、普段家庭での何げない食事やお風呂、親子の会話が大切なんだと学んだことでしょう。この道場では自分の事は自分ですることはもちろん、班の子と協力すること、進んで手伝うこと、思いやりを大切に学んでもらいました。
修養道場始まりました
いよいよ今年の修養道場が始まりました(^o^)。今年は26名の参加者。夏休み終盤ということもあり、宿題で忙しいのか、いつもより少ない人数での開催です。
初参加の子も多く、最初は皆緊張気味。遠慮して大人しい子供たちでしたが、時間がたつにつれ、本領発揮。1日目にして、すっかり仲良くなっていました。
初日は、礼儀作法や仏前作法など、やや厳しい修行です。ゲームなども入れながら、箸の持ち方や日常の礼儀作法、また、合掌や礼拝などお参りの作法も学びました。
また、今回初めて行った「ほうろく加持」 これはよく「土用の丑の日」に行う祈祷で、暑気払いの意味があります。と同時に頭痛封じ、イライラ防止などにも効果あり。
もぐさを使ったお灸のような感じで頭に乗せ、その間に御祈祷を行います。短気な子が多い、すぐキレる子が多いと言われますが、この御祈祷を機に少しでも改善してもらいたく今回初の取り組みです。
夜にはお楽しみ会ということで「落語会」島原で活躍している「鰻家小にょろ」さんに来ていただき、生の落語を聞いてもらいました。
また、数珠つくりも行い、自分の腕輪数珠を作って、お守りとして大事に使ってもらいたいものです。作った数珠は道場中、御宝前にお供えしお経を読んで最終日にみんなに渡します。
寝る前には心を落ち着かせる「浄心行」。一日を振り返り、反省と感謝を感じて成長してもらい、また明日に繋げていきたいもの。
1日目にして、子供たちの目つきが違います。元気も違います。明日明後日と、1日1日の成長が楽しみです。。
まだまだ募集中!
#再度募集のお知らせ#
島原地区の日蓮宗青年僧(普賢会)では、毎年恒例の夏季仏教修養道場を開催します
今年で35回目を迎える修養道場は、宗教的な情操教育はもとより、学校や家庭とは違う団体生活を通して、約束事(規則)、耐える心(忍耐)、感謝の心、自立心を養うことを目的とした2泊3日の修行(研修)です。
今年は普賢岳災害の23回忌ということも踏まえ、受け継ぎ、伝えることを学びながら、いのちの大切さを感じ、「自ら気付くこと」を目標に開催したいと思います。
※正座や礼儀作法、お勤めはもちろん、肝試しやバーベキュー、体験学習など様々なプログラムを準備しています。
参加ご希望の方、お問い合わせは島原半島内の日蓮宗寺院、もしくは事務局(妙法寺)までご連絡ください。
日 時:平成25年8月26日(月)12:00集合~
28日(水)13:00解散予定
場 所:(集合・解散)雲仙市国見町 長国寺
(宿 泊) 雲仙市千々石町 少年自然の家
参加費:7000円
募集定員:50名
参加対象:小学1年生~中学3年生
※日程や持参品の詳細は、参加者に後日、注意事項と共に送付します。
参加申込書
過去の修養道場の様子(YouTube)
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