副住職日記

2013-08-26 20:44:00

修養道場始まりました

いよいよ今年の修養道場が始まりました(^o^)。今年は26名の参加者。夏休み終盤ということもあり、宿題で忙しいのか、いつもより少ない人数での開催です。


初参加の子も多く、最初は皆緊張気味。遠慮して大人しい子供たちでしたが、時間がたつにつれ、本領発揮。1日目にして、すっかり仲良くなっていました。

初日は、礼儀作法や仏前作法など、やや厳しい修行です。ゲームなども入れながら、箸の持ち方や日常の礼儀作法、また、合掌や礼拝などお参りの作法も学びました。





また、今回初めて行った「ほうろく加持」 これはよく「土用の丑の日」に行う祈祷で、暑気払いの意味があります。と同時に頭痛封じ、イライラ防止などにも効果あり。
もぐさを使ったお灸のような感じで頭に乗せ、その間に御祈祷を行います。短気な子が多い、すぐキレる子が多いと言われますが、この御祈祷を機に少しでも改善してもらいたく今回初の取り組みです。

夜にはお楽しみ会ということで「落語会」島原で活躍している「鰻家小にょろ」さんに来ていただき、生の落語を聞いてもらいました。
また、数珠つくりも行い、自分の腕輪数珠を作って、お守りとして大事に使ってもらいたいものです。作った数珠は道場中、御宝前にお供えしお経を読んで最終日にみんなに渡します。
寝る前には心を落ち着かせる「浄心行」。一日を振り返り、反省と感謝を感じて成長してもらい、また明日に繋げていきたいもの。
1日目にして、子供たちの目つきが違います。元気も違います。明日明後日と、1日1日の成長が楽しみです。。