副住職日記
2014-03-10 01:15:00
佐渡研修 最終日
天気予報では暴風雪。
参加者一同、船が出て無事帰れるか不安で迎えた朝。
恐る恐るホテルの窓を開けると・・・・
あれ?雪もあんまり積もらず、風もない。
ホテルのスタッフさんに聞くと、フェリーはOK。ジェットフォイルはこれからの天候次第とのこと。
そこで、確実なフェリーに乗ることに・・・・
そのために当初予定の時間から、佐渡出港が2時間早くなり、最終日は午前中に佐渡金山の観光のみ。
初めて訪れたけど、当時(江戸)の隆盛を感じました。
江戸が80万、長崎が2万人の人口だった当時に、佐渡には6万人の人で溢れ、
各地で能が催されいたようだ。
各地に能楽堂が立ててあるのも、その文化が継承されている証拠でもある。
さて、無事に船も出港したものの、有明海では経験しない波のうねりを体験しながら2時間30分の航海。
その後新潟空港から、帰路福岡。
自宅についたのは、午後11時頃でした。
3日間という短いながらも濃密な時間は、貴重な経験となった。
佐渡で感じた見るもの、聞くものの体験は、自身への何よりのお土産である。
ちなみに、大聖人様には佐渡のお米とお酒をお土産に・・・・・。
参加者一同、船が出て無事帰れるか不安で迎えた朝。
恐る恐るホテルの窓を開けると・・・・
あれ?雪もあんまり積もらず、風もない。
ホテルのスタッフさんに聞くと、フェリーはOK。ジェットフォイルはこれからの天候次第とのこと。
そこで、確実なフェリーに乗ることに・・・・
そのために当初予定の時間から、佐渡出港が2時間早くなり、最終日は午前中に佐渡金山の観光のみ。
初めて訪れたけど、当時(江戸)の隆盛を感じました。
江戸が80万、長崎が2万人の人口だった当時に、佐渡には6万人の人で溢れ、
各地で能が催されいたようだ。
各地に能楽堂が立ててあるのも、その文化が継承されている証拠でもある。
さて、無事に船も出港したものの、有明海では経験しない波のうねりを体験しながら2時間30分の航海。
その後新潟空港から、帰路福岡。
自宅についたのは、午後11時頃でした。
3日間という短いながらも濃密な時間は、貴重な経験となった。
佐渡で感じた見るもの、聞くものの体験は、自身への何よりのお土産である。
ちなみに、大聖人様には佐渡のお米とお酒をお土産に・・・・・。
2014-03-08 00:45:45
霊跡をめぐる ~佐渡の巻~
県内の先輩からお誘いを受け、4日から2泊3日の日程で新潟・佐渡へ。
なぜ佐渡に行くのか・・・・・
佐渡は、文永8年の龍口法難後、日蓮聖人が流罪となり、約2年5か月を過ごされた場所です。
その過酷な流罪生活の中で、『開目抄』や『観心本尊抄』などいった多くの著述をなされ、また日蓮宗の御本尊である
大曼荼羅の始顕をなされました。
即ち、この佐渡の地は、日蓮聖人の大いなる思いが溢れだした聖地であり、その魂魄が留まっているのです。
今回この時期に訪れたのは、真冬の佐渡を過ごされた日蓮聖人のお気持ちを少しでも体験するため。
また、実際に述作された場所・時期の環境を身をもって感じるために、敢えてこの時期となりました。
朝4時半に自坊を出発し、福岡から空路新潟へ。そして新潟港から佐渡まではジェットフォイルで約1時間。
乗り継ぎがうまくいき、予定より早く、午前11時半には佐渡へ到着。
この時期には珍しく、雪も少なく、また快晴で、船も揺れることなくつきました。
まずは、平成15年に建立された「日蓮聖人銅像」へ参拝。
私自身、前回佐渡を訪れたのは、この銅像落慶法要の時でした。その時、行脚や出仕していた時のことを思い出しながら
参詣しました。
次に向かったのは、松ヶ崎・本行寺。新潟、角田浜を出港され、佐渡に最初につかれた場所が松ヶ崎です。
本行寺様の近くに、「おけやき」と呼ばれる欅の大木があります。松ヶ崎に上陸した日蓮聖人は、
ここで欅の木の穴に入り、3日3晩過ごされたのです。
更に向かったのは、真浦霊蹟。話がアッと今に飛びますが、御赦免を受けた日蓮聖人は「真浦の津」から出船されます。
その出船の地に顕彰碑、また近くには日蓮堂と言われるお堂が建立されています。
1日目最後は、経島。赦免を知らせるため小木海岸に漂着した日朗上人が一晩過ごされたという。
本当は足跡通りに辿りたかったのですが、時間や、翌日からの天候が思わしくないということもあり、
1日目はこのような日程となりました。-つづく-
なぜ佐渡に行くのか・・・・・
佐渡は、文永8年の龍口法難後、日蓮聖人が流罪となり、約2年5か月を過ごされた場所です。
その過酷な流罪生活の中で、『開目抄』や『観心本尊抄』などいった多くの著述をなされ、また日蓮宗の御本尊である
大曼荼羅の始顕をなされました。
即ち、この佐渡の地は、日蓮聖人の大いなる思いが溢れだした聖地であり、その魂魄が留まっているのです。
今回この時期に訪れたのは、真冬の佐渡を過ごされた日蓮聖人のお気持ちを少しでも体験するため。
また、実際に述作された場所・時期の環境を身をもって感じるために、敢えてこの時期となりました。
朝4時半に自坊を出発し、福岡から空路新潟へ。そして新潟港から佐渡まではジェットフォイルで約1時間。
乗り継ぎがうまくいき、予定より早く、午前11時半には佐渡へ到着。
この時期には珍しく、雪も少なく、また快晴で、船も揺れることなくつきました。
まずは、平成15年に建立された「日蓮聖人銅像」へ参拝。
私自身、前回佐渡を訪れたのは、この銅像落慶法要の時でした。その時、行脚や出仕していた時のことを思い出しながら
参詣しました。
次に向かったのは、松ヶ崎・本行寺。新潟、角田浜を出港され、佐渡に最初につかれた場所が松ヶ崎です。
本行寺様の近くに、「おけやき」と呼ばれる欅の大木があります。松ヶ崎に上陸した日蓮聖人は、
ここで欅の木の穴に入り、3日3晩過ごされたのです。
更に向かったのは、真浦霊蹟。話がアッと今に飛びますが、御赦免を受けた日蓮聖人は「真浦の津」から出船されます。
その出船の地に顕彰碑、また近くには日蓮堂と言われるお堂が建立されています。
1日目最後は、経島。赦免を知らせるため小木海岸に漂着した日朗上人が一晩過ごされたという。
本当は足跡通りに辿りたかったのですが、時間や、翌日からの天候が思わしくないということもあり、
1日目はこのような日程となりました。-つづく-
2014-03-02 23:04:37
祈祷会のお手伝い
月初めの日曜日。慌ただしい1日でした。
午前中は法務を務め、昼休みの時間に毎月開催の「ちょこボラ 島原城お茶会」のお手伝い、
午後からは雲仙市・徳性寺様にて、毎年開催される祈祷会のお手伝いに・・・・
この祈祷会は、3月の第1日曜に行われるもので、
100日間の修行を終えた県内行僧を招いて開催されています。
檀家さんだけでなく、信者さん、とくに若い方が、家族連れでお参りされるのが、
徳性寺様の特徴であり、
現住職はじめ、これまでの先師の教化の証です。
冷たい風が吹く中での水行に始まり、
日蓮聖人銅像前での開眼法要、
そして祈祷会と、内容の濃いお勤めでしたが、
皆さん最後まで、熱心にお参りされていました。
行事にしても、何事も続けることはエネルギーの必要なことです。
それが「力」になっていくのでしょうが・・
辛く・きついことから逃げずに、挑むこと。
日常生活にも、人生にも、お題目の信仰を続けるということは
挑んだ後に得られる安心こそ、功徳だと思います。
午前中は法務を務め、昼休みの時間に毎月開催の「ちょこボラ 島原城お茶会」のお手伝い、
午後からは雲仙市・徳性寺様にて、毎年開催される祈祷会のお手伝いに・・・・
この祈祷会は、3月の第1日曜に行われるもので、
100日間の修行を終えた県内行僧を招いて開催されています。
檀家さんだけでなく、信者さん、とくに若い方が、家族連れでお参りされるのが、
徳性寺様の特徴であり、
現住職はじめ、これまでの先師の教化の証です。
冷たい風が吹く中での水行に始まり、
日蓮聖人銅像前での開眼法要、
そして祈祷会と、内容の濃いお勤めでしたが、
皆さん最後まで、熱心にお参りされていました。
行事にしても、何事も続けることはエネルギーの必要なことです。
それが「力」になっていくのでしょうが・・
辛く・きついことから逃げずに、挑むこと。
日常生活にも、人生にも、お題目の信仰を続けるということは
挑んだ後に得られる安心こそ、功徳だと思います。
2014-02-24 21:24:30
初老祝い V2
先週に続き、2度目の初老祝いを開催していただきました。
今回は身内での開催でしたが、
祖父の卒寿、叔父の還暦、私の初老、従兄弟の厄払い、従兄弟の子?の誕生日と
みんな合同の開催となり、小さい子供が多い分、先週より賑やかなお祝いでした。
結婚して仕事などで福岡、長崎、諫早などにいる兄妹や従兄弟とは、
普段はなかなか会えません。
流行りもののインフルエンザには予めかかったらしく(笑)、元気にほぼ全員集合。
今年の正月には会えましたが、久々にゆっくり話す時間となりました。
祖父母にとっては、子供2人、孫8人(1人欠席)、曾孫9人が集まっての食事会。
いつもは少食な祖父も、元気に食べていました。
それぞれの近況報告も、自分の励みになります。
また近いうちに開催を・・・・・と考えています。
今回は身内での開催でしたが、
祖父の卒寿、叔父の還暦、私の初老、従兄弟の厄払い、従兄弟の子?の誕生日と
みんな合同の開催となり、小さい子供が多い分、先週より賑やかなお祝いでした。
結婚して仕事などで福岡、長崎、諫早などにいる兄妹や従兄弟とは、
普段はなかなか会えません。
流行りもののインフルエンザには予めかかったらしく(笑)、元気にほぼ全員集合。
今年の正月には会えましたが、久々にゆっくり話す時間となりました。
祖父母にとっては、子供2人、孫8人(1人欠席)、曾孫9人が集まっての食事会。
いつもは少食な祖父も、元気に食べていました。
それぞれの近況報告も、自分の励みになります。
また近いうちに開催を・・・・・と考えています。
2014-02-17 14:20:00
初老祝い
地域では、初老を迎えたお宅で、自宅に集まりお祝いを行う風習があります。
私自身、今年、無事に初老を迎え、今回お祝いを催していただきました。
これまでは、先輩方に任せきりで、参加するだけでしたが、
実際に行ってみると、いろんな準備、手配、心配りが必要なことに気づかされます。
若手が少ない地域であり、こう見えて私も数少ない若手の一人です。
子供の頃から気心しれたメンバーで、昔に戻った気がして、初老という実感はありません。
ですが、食べながら飲みながら、先輩たちの思い出話、昔話、地域の出来事など、
知らなかったことを聞くことができました。
信仰、仕事上の話ももちろん大事ですが、地域の話、風習も
これからの数少ない後輩たちに伝えていくつもりです。
※写真は盛り上がりすぎて、撮る暇もなかったです。すみませんm(__)m
私自身、今年、無事に初老を迎え、今回お祝いを催していただきました。
これまでは、先輩方に任せきりで、参加するだけでしたが、
実際に行ってみると、いろんな準備、手配、心配りが必要なことに気づかされます。
若手が少ない地域であり、こう見えて私も数少ない若手の一人です。
子供の頃から気心しれたメンバーで、昔に戻った気がして、初老という実感はありません。
ですが、食べながら飲みながら、先輩たちの思い出話、昔話、地域の出来事など、
知らなかったことを聞くことができました。
信仰、仕事上の話ももちろん大事ですが、地域の話、風習も
これからの数少ない後輩たちに伝えていくつもりです。
※写真は盛り上がりすぎて、撮る暇もなかったです。すみませんm(__)m