副住職日記

2014-02-14 23:34:04

お茶会のお知らせ

毎月第1日曜日に島原城城にて、お茶会茶碗を開催しています。
お茶会といっても、自分が代表を務める「ちょこボラ」という団体で、
観光客の皆様にお茶の「お・も・て・な・し」合掌を行っているのです。
ちなみに、私以外は茶道経験者。
これではいけない_| ̄|○ので、昨年末より習い始めました・・・・・・kyu

さて、自分のことはいいとして・・・
今月は島原城の古野梅園梅にて梅園茶会を開催します。

(昨年の様子)

今年は開花梅も早く、見頃を迎えてます。最近は荒れた天候だったので、
ちょっと心配ですが…
色んな種類の梅があるので、開花も色々です嬉しい

メジロ梅もやってきます楽しい

春の訪れを感じつつ、お茶を一服・・・きっと島原城主ゆう★になった気分が気がするはず・・・
ちなみに、明後日(16日)午前10時~ 開催します手
今回は人数制限アリマセン(^o^)/

 
2014-02-04 11:45:00

暖かな節分となりました

今日は節分。全国各地の寺社をはじめ、それぞれの地域、家庭で行われたことでしょう。

案内の通り、当山では夜に豆まきをしますが、その前にもいろんな行事がありました。

午後は国見・長国寺様の節分・星祭りに出仕。
法要の前に水行を行いました。

例年になく、温かい中での水行。参拝客の視線の方が冷たい気がしました。
それでも、先日寒行で半島一周行脚を一緒に行ったお上人と3人で、行いました。

お勤め、ご祈祷、豆まき、福引きを行いましたが、
平日の午後にもかかわらず、多くの方がお参りされていました

すっきりとした表情で、お札や豆を頂いて帰られる姿が印象的でした。

さて夜は自坊にての節分会。夜にもかかわらず、
近所の子供達、友人、檀家さん、約70名の方にお参りいただきました

うちでも、4名の僧侶と共にお勤め、ご祈祷、豆まき、福引きを行いましたよ。

昔から当山では電気を消しての暗闇での豆まきです。蝋燭の明かりだけでの雰囲気に
参加者の賑やかな声が堂内に響き、きっと鬼たちもびっくりして出て行ったことでしょう!


      (金平糖入り福豆)

普段は隠れて見えない鬼が自分の中にいます。
光と豆で追い出すのも自分。
自分自身の行動が大事ですね。

~節から芽が出る~
明日は立春。季節の変わり目です
何かきっかけがあると、気持ちの入れ方も変わります。
そのきっかけを普段から与えてくださっている仏様
そのことに気づき、感謝しながら、1年間笑顔で楽しく過ごしたいものです。
2014-02-01 20:01:00

信行会 開催

毎月第1土曜に開催する信行会ですが、1日が土曜だと、すごく早く来たような気がします。
あぁ、来月も1日だ。

さて、今月はいつものようにお経練習、和讃練習、御遺文解説。

御遺文は下記の御文章を拝読しました。

いよいよ強盛の御志あるべし。氷は水より出たれども水よりもすさま(凄冷)じ。
青き事は藍より出たれどもかさ(重)ぬれば藍より色まさる。
同じ法華経にてはをはすれども、志をかさぬれば他人よりも色まさり、利生もあるべき也
                                 乙御前御消息


佐渡の日蓮聖人の元へ、鎌倉からわざわざ訪れになった女性の、その信仰厚きことを
たたえられた御文章です。
その場しのぎではなく、繰り返しが大事であり、
浅い信仰からより深い法華経信仰へ、生活の中で法華経の教えを学び生かしていくことが信仰です。
信行会も13年目。150回を超えました。続けていくことで、より深い色になるように、今後も精進なければなりませんね。

2014-01-24 00:23:00

4日目を迎えた行脚 

ようやく半分を迎えようとしています。
今日は口之津から南串山まで。約16㌔です。


対岸の天草までは約5キロ。この辺りは、イルカウォッチングでも有名です。
貿易で栄えた町でもあり、現在も船員の方が多くいらっしゃいます。
また、お題目信仰も厚く、今日まで行脚した中で、一番多くの方が
手を合わせてくださったり、浄財を頂戴したりしました。


(海水浴場が多い加津佐地区)
今日も海岸線沿いを歩きますが、加津佐に入り、ロックシェードを歩きます。
断崖が多いこの地域は、がけ崩れも多く、犠牲者も出ています。
現在では、大雨になると通行止めになります。

その合間に、供養塔が建立されていました。

これは、藩建立ではなく、有志の方で建てられたもの。
対岸と近いこともあり、天草地方の流死者も多く、地元殉難者と共に供養のために建てられたものと思います。
供養塔の正面には、お題目が刻まれていました。

無事4日まで終了しました。
供養塔を廻りながら思うことは、単に歴史を学ぶだけでなく、教訓として自らの糧にすること。
そして後世へ伝えていくことが、何よりの供養になるかと思います。


「天災は忘れた頃にやってくる」・・・供養塔を建立された先師の想いを伝えたいですね。
2014-01-22 21:05:00

行脚 ~3日目~

今日は有家町堂崎~口之津入口まで、約16㌔。
脚に疲労感を感じながらも、だいぶ慣れてきました。

スタートから国道を行脚し、途中で西有家・清正寺様にて一読。
後はひたすら海岸線沿いの国道を行脚。

南有馬にも、藩が建立した供養塔があり、こちらでも一読。

実は、西有家・須川にもあるらしいのですが、
準備不足で、どうしても見つけることができず、
後日お勤めに行きます。


(奥に見えるのが、島原の乱の戦場となった原城跡)

慣れてきたのか、ペースも早く、思ったより順調に終えることができました。
今日のゴールから自坊まで、車で帰りましたが、
段々と自坊からスタート・到着地点が遠くなるにつれ、よく歩いたなと実感します。
まだ半分も行ってないですが…