副住職日記

2016-03-20 18:00:00

彼岸法要開催

今年の春季彼岸法要を行いました。
朝から強風が吹く荒れた天気でしたが、
多くの方にお参りいただきました。


あわせて施餓鬼法要も行いましたよ。
卒塔婆を建てて、供養を行いました。


今の「いのち」は、ご先祖はじめ多くの方の繋がりによるもの。
お話はしましたが、皆さん明日の映画の方に関心があるようで…

「伝える」ことと「伝わる」ことの違いを感じました。

 
2016-03-12 22:36:15

修法師会総会

県内修法師会の総会に参加しました。
総会前に、東日本大震災殉難者慰霊法要並びに早期復興祈願法要を
行いました。

地震発生の時刻にあわせお勤めし、丸5年の歳月が
流れても忘れられないできごとであり、慰霊とともに
早期復興の祈願を行いました。


総会では各報告とともに、5月に開催される
九州修法師長崎大会に向け、役割分担などを話し合いました。

続いて行われた研修では、2月に成満したばかりの、高野光拡上人を
講師に、自身の修法体験談とともに、臨床心理士の立場から
様々なアドバイスを話していただきました。


最後に出行僧の祝賀会。
無事に100日間の大荒行修行を終えた県内3名のお上人。
現在のその気持ちをずっと持ち続けてもらいたいですね。

 
2016-02-26 21:59:00

日本一の祈祷会

昨日になりますが、
佐世保市・本興寺様で行われた祈祷会に出座させていただきました。

毎年開催されている祈祷会は
先先代住職・永村日鵬猊下が日蓮宗大荒行堂の正伝師(指導責任者)を
長年勤められ、その御縁で多くの荒行堂成満僧が出座されます。
2月10日に行を終えたばかりの僧侶が、今年は全国から40名出座され、

境内での水行、祈祷会を行い、
私もお手伝い・法要出仕させていただきました。



本堂は檀信徒で一杯。荒行僧の力強いお経の声、祈祷、
参列者の想い、外は冷たい風が吹く中、お堂の中は熱気ムンムンでした。

祈願を受け涙する人、それぞれの思いがあると思いますが、
最後に清々しい顔で家路につく参列者の表情が印象的でした。
 
2016-02-03 23:27:00

立春前の一日

節分の日、忙しい一日でした。
午前中、法務を済ませ、午後から
雲仙市・長国寺様の節分会に出座。

こちらでは、法要前に水行を行いました。


法要も100名近くの方が参拝され、
年中祈願を行い、豆まき、福引きを行いました。

夜は当山の節分会を開催しました。

私の子供の頃から夜に開催しています。
本堂で蝋燭の明かりだけで行う豆まきは、鬼が出てきそうで
子供の頃、本当に怖かった思い出があります。

有難いことに年々参加者が増え、100人近い賑やかな節分となりました。
子供の賑やか?な歓声に、きっと鬼たちも驚いて逃げだしたことでしょう。

お勤め、お祓いの後、年男・年女による豆まき、お楽しみの福引きを開催。

これが一番盛り上がったかな(笑)



普段は隠れて見えない鬼(魔)が自分の中にいます。
魔の目を射る・・・・炒った豆をまく由来だそうです。
自分の中のトゲ、角が丸くなるように、丸い豆を撒きます。
光と豆で追い出すのも自分。福を引くのも自分。
自分自身の行動が大事ですね。

今回嬉しかったこと・・・
最初にお堂に入ってこられた大人の方が、まず御宝前にお参りし、
線香をあげられてました。
それを見た次の子供たちが、見よう見まねでお参りして
来た人が次々に同じようにお参りされてました。
1つの手本が、次の人、次の世代につながる・・・・
こうした教えが大事なんだなとつくづく感じました。
言葉より行動が大事ですね。


~節から芽が出る~
明日は立春。季節の変わり目です。
何かきっかけがあると、気持ちの入れ方も変わります。
そのきっかけを普段から与えてくださっている仏様。
そのことに気づき、感謝しながら、1年間毎日笑顔で楽しく過ごしたいものです
2016-01-16 22:00:00

三十番神大祭へ出座

島原市寺町の護国寺で16日、新春恒例の三十番神大祭が営まれ、
県内外より僧侶16名が出座してお勤め・祈願を行い、
市内外より多くの人たちが参詣し、1年間の身体健全や家内安全、交通安全などを祈願しました。
 
毎年私も法要出座させていただいています。
朝9時に始まり、夜7時まで約1時間おきの計9座。
10数名の僧侶による読経・ご祈祷は迫力ありますよ。


今年は日曜日で、天気も快晴ということもあり、約200名参詣できる番神堂は毎回参詣者で一杯でした。
例年より、参詣者が多かったような気がします
子供から高齢者まで年齢問わず、しかも家族一緒にお参りされているのを見て、信仰相続の大切さを感じました。

こちらの番神様、一体ずつ厨子に納められていますが、3年前より修復事業が行われています。
現在3分の2が修復され、来年中には全ての御尊像が蘇るそうです。
写真で掲載することはできませんので、是非一度ご参詣いただき、ご自身の目でご覧いただきたいと思います