副住職日記
節分会×2
今日は節分。暦の上では明日が立春。新しい年の始まりです。
各地で節分会が催されてますが、妙法寺でも開催しました。
その前に午後から雲仙市・長国寺様にお手伝い。
法要前に水行を行い身を浄め、ご祈祷と豆撒きを行いました。
本堂は檀信徒で一杯、用意された20キロの大豆は、檀家さんが1日かけて
煎ったそうで、ありがたい福豆でした。
夜は妙法寺の豆撒き。お勤め、ご祈祷、豆撒きを行いました。
140名を越える方が参加され、年男・年女の方に撒いてもらい、
福引きは盛り上がり、子ども含め笑いがたえない節分会でした。
慰霊行脚
毎年大寒から1週間、島原半島1周行脚の寒修行を行っていましたが、
今年は諸事情により、行うことができませんでした。
ただ、行脚は無理でも、供養塔のお参りは行いたいとずっと思っていました。
供養塔とは、約220年前に起こった島原大変による「津波流死供養塔」です。
対岸の熊本と合わせ、1万5千人もの方が犠牲となった災害で
当時、島原藩主の命により半島7か所に供養塔が建立されました。
今でも供養塔は残っており、当時の海岸線を知ることができます。
こちらは藩建立ではないですが、南串山にある津波流死供養塔です。
同じく、加津佐にある供養塔。
今回は3名のお上人と一緒に回向供養しました。
今でも生花や線香がお供えしてあり、
地域の方が日頃お参りされている様子がわかります。
南有馬
西有家(須川)
布津。見にくいですが、椿やシバの間に供養塔があります。
島原市・安徳。こちらには説明版もありました。
島原市・田町。
有明町。
国見町(多比良)
命日である4月1日には、供養塔がある各地で供養祭が行われているようです。
今年は普賢岳災害から27回忌に当たります。
色々と考えさせられる供養塔廻りとなりました。
三十番神大祭!
島原市・護国寺様の三十番神大祭に出座しました。
毎年1月と8月の16日に行われる大祭には
多くの参拝者が訪れます。
護国寺様の番神様は「蘇りの三十番神」と言われ、
一体ずつ厨子に納めてあり、三十体配置された
御宝前は一見の価値、いや一度お参りしていただきたいものです。
今年も寒い中、朝9時の1座目より、約200人近く入る
番神堂は人で一杯でした。
夜7時からが最後の法要でしたが、毎回、岩永住職含め16名の僧侶とともに、
読経、御祈祷を行い、参詣者に「撰経」という各修法師が法華経を写経した経巻で
御祈祷を行いました。
5年ほど前から御尊像の修復事業が行われており、
今年中に終わる予定とのことでした。
来年の大祭には文字通り「蘇りの三十番神」として
お参りできると思います。
祈り ~鬼子母神大祭~
昨日は「鬼火」で無病息災を祈りましたが、
今日は当山の行事である「鬼子母神大祭」
あいにく朝からは雨模様。
それでも午前10時からの祈祷会には多くの方に
参詣いただきました。
日曜日ということもあって、ご家族や小さな子供連れの方が
多かったように思えます。述べ400名ぐらいでしょうか・・・
午後3時まで30分毎の御祈祷は計11座。
7名の修法師とともにお勤め、ご祈祷を行い、
1人1人に「身変わり御守」を製作しお渡ししました。
7名での御祈祷は迫力が普段とは違いますよ。
流石に11座はしんどかったですが、終わった後は心地よい
気持ちになり、御祈祷を受けた方からも、
「これで正月がきた感じ。明日から清々しい気持ちで1年頑張れる」
とお話しいただき、嬉しく感じました。
また今回は、境内にケータリングカー(タコ焼き)、
大広間でも市内の様々なお店を出品していただき、参詣者と
お互いに多くの「ご縁」を結んでいただきました。
出店していただいた関係者の皆様、
ありがとうございました。
毎回ご祈祷の最後に案内しましたが、
2月3日には「節分会」、3月19日には「映画上映会」を
開催します。詳細は後日掲載しますね。
今年最後の信行会
今年最後の信行会を開催。
いつもは第1土曜日ですが、今月は行事や大掃除もあり、
第3週にずれ込みました。
しかも忘年会も兼ねての開催だったので午前11時~開始です。
お勤め、和讃練習、法話を行った後、
お楽しみの忘年会。
広間での開催でしたが、ちょっと変わったお弁当や
初物イチゴをお持ちいただいたり、豪華な昼食会でした。
初めて開催してからすでに16年、190回を超えました。
本当に皆さんのお蔭です。
来年は記念の200回になるので、記念団参を考えてます(^O^)/