副住職日記

2015-05-29 17:21:00

法要準備

明日は祖父の1周忌法要。
早いもので、丸一年経とうとしています。
その準備に取り掛かりましたが、

祖父の兄弟が多く、親族が多いので、
けっこうな人数です。


この日に合わせ、大太鼓が届きました。
熱心な方からの奉納ですが、せっかくならと
1周忌で初打ち、奉納をしたいと考えていましたが、
何とか間に合いました。

これから先も、太鼓の音色、お題目の声が
ずっと響き渡るようにこちらも修行の毎日です。
2015-05-11 21:58:00

修法師会研修会

長崎県修法師会総会&研修会に参加。
修法師とは100日の修行を終えた人たちの集まりです。


今年は任期(4年)満了に伴い、会長が交代し、新たな役員での出発となりました。
これまで事務局をさせていただきましたが、また声をかけていただき、
引き続き4年間の事務局お勤めです(笑)

さて、今回の研修会には、自分が布教研修所という6か月の研修機関で
お世話になった「山田恵大」先生という方をお招きしました。

ご自身の法華経・日蓮聖人、御遺文に対する熱い想い、信仰、経験談を
お話ししていただき、あっという間の時間でした。
まだまだ話しつくせない先生の講演、本当にもったいなく思いました。
また機会をつくり、ゆっくりとお聞きしたいと思います。
2015-04-08 23:49:00

お釈迦様の誕生日

4月8日は釈尊降誕会。お釈迦様の誕生日です。
故事にならい、花御堂を作り、甘茶をかけてお祝いします。

今年はいつも以上にたくさんの方がいらっしゃり、
用意していた甘茶も、午前中に無くなり、
あわてて、沸かし直しました。

午後からは、信行会も兼ねての降誕会法要。


今月は『四条金吾殿御返事』について解説しました。

お経(法華経)はお釈迦様の志が梵音声となり、その言葉を文字として表したもの。
であるから、お釈迦様の心はこの法華経の文字に備わっている。
お釈迦様と法華経の文字は形は違えど本質は同じである。
法華経の文字を見るとき(読むとき)は、生身のお釈迦様と
お会いしているのだと思わなかればならない


普段心がけなけれなばらないことを、ご教示されています。
しっかりと受け止めなければなりませんね。
2015-02-04 15:11:00

~鬼は外 福は内~

今年も節分会を開催しました。

当山は私の子供の頃から夜に開催しています。
蝋燭の明かりだけの本堂でする豆まきは、鬼が出てきそうで
子供の頃、本当に怖かった思い出があります。

年々参加者が増え、今年は100人を超え賑やかな節分となりました。
子供の賑やか?な声に、きっと鬼たちも驚いて逃げだしたことでしょう。


お勤め、お祓いの後、年男・年女による豆まき、お楽しみの福引きを開催。

これが一番盛り上がったかな(笑)


普段は隠れて見えない鬼(魔)が自分の中にいます。
魔の目を射る・・・・炒った豆をまく由来だそうです。
光と豆で追い出すのも自分。
自分自身の行動が大事ですね。

~節から芽が出る~
今日から立春。季節の変わり目です
何かきっかけがあると、気持ちの入れ方も変わります。
そのきっかけを普段から与えてくださっている仏様
そのことに気づき、感謝しながら、1年間笑顔で楽しく過ごしたいものです
2015-01-26 19:27:00

半島行脚 最終日

あいにくの雨となりました。
苦渋の決断?ですが、
止みそうにないので、4年目にして初めて車での移動となりました。

途中慰霊碑の前ではお勤めしました。


有明・法華経寺様の日蓮聖人銅像まえにて


これで、7基全てまわりましたが、
これ以外にも各地に慰霊碑はあります。
特に島原・三会・有明・国見地区は多いようです。
200年以上も前に建てられた供養塔が
今でも供物をささげ、お祀りされているということ。
後世に語り継がなければならないことだと思います。

ただ供養塔を建てるだけではなく、
なぜ供養塔が建てられたのか、後世に残された
その意味を我々が受け継ぐことが何よりの供養になるかと思います。

最後はゴールの長国寺様でお勤め。
今年も無事に終えることができましたm(__)m


道中、手を合わせていただいた方、浄財供養の方々ありがとうございました。
皆様からの浄財は、交通遺児の会へ寄贈させていただきます。