副住職日記
信行会開催
今月の信行会は、2週続けて他の行事と重なったため
第3週の開催となりました。
先月から、新しい和讃に取り組んでいます。
宗祖ご降誕800年に向けての一環です。
来月のお会式では披露しようと思っています。
次々に新しい曲が出てくるので、
大変でしょうが、みなさん張り切って練習してますよ。
恩師の前で
8月下旬、講演のお話を頂き
今回、「布津老連大会」にてお話しさせていただきました。
第45回を数えるこの大会は、
布津町内の老人クラブ連合会の総会も兼ねて
毎年開催されており、プログラムの一つとして講演会があるそうです。
有難いことに機会を頂き、不肖私がお話しさせていただきました。
壇上に上がると、お寺の行事よりはるかに多い参加者。
よく見ると、小学校・中学校の時の担任の先生、高校の数学の先生など
多くの恩師や知り合いの方ばかり。
流石に緊張しました。話しにくかったですね(笑)
今回は「好例者のススメ」と題し話しました。
家庭、地域をつくるのは、まぎれもなく今生きている私たち。
時代のせいではなく、その心持ち一つで時代を変えてきたのだから
根本は心という話をしました。
終了後に小学校1年時の担任の先生から、握手され、励まされ、喜ばれ、
いつまでたってもその時のまんまだなと思い、
心配して下さるその気持ちが、とてもうれしく感じました。
こちらが勉強になった講演会でした。
読誦会&歓送会
修法師会主催の国土安穏読誦会に参加。
佐世保市の日明寺様で行われましたが、
県内から、40名の修法師が参加しました。
これだけのお坊さんたちと一緒にお勤めする機会は中々ありません。
息、リズム、声を合わせてお勤めを行い、
熊本、東日本震災など国内外の震災殉難者の供養、国土安穏の
祈願を行いました。
夕方からは、今年、大荒行堂に入るお上人の壮行会。
もう、そんな時期なんですね。
今年は県内から4名の方が修行に入られます。
一生懸命修行を行い、無事に終えてもらいたいですね。
彼岸法要
秋季彼岸法要・施餓鬼法要を行いました。
午前中に降っていた雨も上がり、
蒸し暑い中での開催でしたが、
8月の思いを考えれば、本当に涼しくなりました。
今回も施餓鬼法要を行い、卒塔婆供養を行いましたよ。
夏に度牒に行った息子も手伝いとして出座。
法要の中で行っている和讃奉納は、今回は曲目を変更し
新たな和讃を行いました。
法要後は法話をさせていただきました。
仏師の「仏像は木を彫るのではなく、元々木の中におられる仏様を木屑を払ってお迎えする」心で
製作するという話を基に、
我々の中にいらっしゃる仏様を、欲・執着などの心の垢を払って
お迎えする大切さ。そのためにお題目で磨くことが要ということをお話ししました。
法要後には、現在栽培中の「桜島大根」のポット苗を参列者にプレゼント。
大根の植え替えは、まずしないのが基本ですが、
昨年の試験で、早い段階での植え替えならば大丈夫でしたので、
試に育ててもらう気持ちでお配りしました。
※農家の方は苦笑いされてましたが・・・・・
彼岸法要は明日まで開催中です。
三十番神大祭
島原市・護国寺様の三十番神大祭に出座。
お正月とお盆と年二回開催される大祭には
県内外より僧侶十数名が参加し、朝九時~夜七時まで
一時間毎に計九座 お勤めを行いました
猛暑の中、お参りの方も多く
各家先祖代々供養、各種祈願を行いました。
夜八時からは盆踊りも行われ、
賑やかにご先祖様をお送りしました。