副住職日記

2016-05-18 23:38:00

身延・七面山登詣へ・・

昨日から、身延山久遠寺へ来ています。
徳性寺様・法華経寺様の団参にお手伝いということで
参加させていただきました。
平日にもかかわらず、檀信徒併せて60数名の方が参加され、
輪番奉仕を行いました。

いよいよ七面山登詣です。約一年ぶりになりますが、
天気も良く、絶好の日和となりました。

本山での朝勤後、いざ出発です。

ゆっくり上ったので、所要時間は約4時間半。


無事に登詣することができ、富士山も見ることができました。

途中では、強力(ごうりき)さんと遭遇。

お駕籠も初めて見ました。


今回の登詣の目的は、七面山本殿(摩尼殿)荘厳並びに格天井修復事業が完成し
その落慶法要に合わせての企画でした。
夜に行われた落慶法要は、身延法主御名代の井上総務猊下をはじめ、
身延山内や全国から僧侶約40名、檀信徒約450名が
参列されており、本殿から溢れるほどでした。

法要後は、日本舞踊の奉納が行われました。
日蓮大聖人と七面天女にまつわる演目であり、
その構成は七面様の落慶法要にふさわしく、本当に感激しました。

 
2016-04-21 18:16:00

当山の被害状況

地震発生の翌日、本堂、建物、境内墓地などを確認しましたが、
改めてみまわることに・・・

直後は墓石が倒れてないかが気になり、何事もなくほっとしていましたが、
よく見ると、一部欠けていたり、石塔の方向が変わっていたり
色々と気づきました。




それぞれの檀家さんに連絡しましたが、
最近お参りした時に気づかなかったと・・・
確かに良く見ると、中心がずれているし・・・

ひとまず、補修されるようですが、
改めて地震の強さを感じました。
2016-04-17 19:10:00

祈祷会にて

島原市・妙国寺様にて開催された祈祷会に参加。
毎年この時期に行われている守護神祭で、多くの参詣がありました。
そのなかで、今回の地震によって犠牲となられた方のご回向を行い、
併せて国土安穏、早期復興を祈願いたしました。

祈祷会の後、参加した若手のお上人たちと、被害の有無や
今後の対応などを話し合いました。
今できることは何なのか・・・・・
救援物資が届いていない地域があるという
被災地の友人からの連絡を受け、近日中に熊本入りするお上人もおり、
その手助けができないかと思っています。

しかしながら、帰り道、スーパーなどの大型店をはじめ、
どこも水やポリ容器などは売り切れ状態。
色んな店を廻りましたが、なかなか集まりませんでした。
島原・熊本は地理的に近く、こちらから熊本に行っている
親族もおおいので、それぞれに購入し、支援を行われているのでしょう。

全国各地で支援が広がっています。
一刻も早く被災地に届くことを願っています。

 
2016-04-08 18:41:00

お釈迦様の誕生日

境内の花々もボチボチ咲いてきました。


今日は「花まつり」 お釈迦様の誕生日です。


お釈迦様は産まれてすぐ、七歩進み、右手で天を、
左手で地を指差し、「天上天下唯我独尊」と宣言したと伝えられます。
世界に一人だけ私(お釈迦様)だけが尊いのだと、独りよがりの言葉として
用いられがちですが、そうではありません。

「天の上にも、天の下にもあって、唯一我々人間だけにできる尊い使命がある
との意味です。

先日上映した映画「うまれる」に通じますが、
一人一人に、使命がある。生まれてきた目的を、使命を、考えながら
できることを行動に移していきましょう




<花まつり>
本堂内に花で飾った花御堂(はなみどう)を作り、
その中に桶を置き、甘茶を満たします。お釈迦様誕生の像をその中央に置き、
柄杓で像に甘茶をかけてお祝いします。

甘茶をかけるのは、お釈迦様の誕生時、産湯を使わせるために竜が天から
清浄の水を注いだとの伝説に由来します。


当山でも、毎月の信行会と合わせ、お勤めと甘茶の配布を行いました。
用意した甘茶もすべてなくなりました。
いつもより、参詣が多かったようでうれしい限りです。


当山の甘茶は住職が丹精込めて「自家栽培」で摘んだものを
使用しています。毎年6月頃収穫してますよ。
 
2016-03-31 13:43:00

紹介ビデオができました

この度、妙法寺PRビデオを制作しました。
昨夏の修養道場に始まり、お会式、仏前結婚式、祈祷会
節分会と主な年中行事を中心に、私なりのお寺や僧侶の役割を
お話しさせていただきました。

製作期間約1年。
流石プロの仕事です。アングルや構成、子どもたちの無邪気な笑顔が
自然な表情が良く出ていると思います。
ただ、節分の豆まきの様子を載せたかったのですが、
真っ暗な中での豆まきだったので、何も映っていなかったと・・・(笑)

ドローンによる撮影は、こちらも童心に帰り、ずっと空を見上げていました。
空から見るとこんな感じなんですね。
最後ら辺に、境内を掃除している私がすこーーーし映ってます。



「伝える」ことと「伝わる」ことの違いを考え、
これからも熱意をもって発信していきたいと思います。