副住職日記
三十番神大祭
島原市・護国寺様の三十番神大祭に出座。
お正月とお盆と年二回開催される大祭には
県内外より僧侶十数名が参加し、朝九時~夜七時まで
一時間毎に計九座 お勤めを行いました
猛暑の中、お参りの方も多く
各家先祖代々供養、各種祈願を行いました。
夜八時からは盆踊りも行われ、
賑やかにご先祖様をお送りしました。
長崎 お盆の風物詩
今年のお盆、棚経も無事終わりました。
流石に暑かったですね。日中はボーとなっていましたが、
なんとか務めることができました。
最終日の今日は、息子と一緒に近所の檀家さんの棚経参り。
度牒を終え、お坊さんとしての修行が始まりました。
自分も子供の頃、祖父(師匠)と一緒に回ったときのことを
思い出しながらお勤めしました。
夕方には、本堂で戦没者慰霊法要も併せて行いました。
夜は長崎ならではの風景。
この地域では、14日・15日の2日間、お墓に提灯を灯す
風習があります。初盆の所は、提灯の数が半端ではありません(^_^;)
暗くなったころ、お墓で花火を行うのも長崎ならでは。
お墓参りに来た、帰省した同級生や地域の方と会話ができる
場所でもあります。
いのちの繋がりを感じながら・・・・ご先祖様をお見送りするのです。
暦の上では秋・・・
明日は立秋。暦の上では秋を迎えます。
千葉帰ってすぐですが、今日は町内キックベースボール大会がありました。
子ども会対抗なのですが、
ただでさえ少ないうえに、ソフトやバスケなどクラブ活動の試合も重なり、
上級生がいない中、少数精鋭で頑張りました。
強い日差しが照りつける中、子どもたちは元気です。
試合も心配されましたが、3位に入ることができました。
上級生がいないなりに、責任感が出たのかもしれません(笑)
午後からは、お寺の月例信行会。
こちらも、熱い中、エアコンのない本堂で修行でした。その後の
広間での茶話会の涼しいこと(^O^)
夕方には墓経もあり、バタバタした一日でした。
いよいよ来週はお盆です。
体調整えて、頑張りたいと思います。
交付式を終えて・・・
早朝4時起床。度牒式の一日は、この時間から始まります。
起床後、日蓮聖人がお題目を始めて唱えられた
旭が森の日蓮聖人像前にて旭日遥拝(ご来光)
残念ながら、霧がかかっており、旭日を拝むことはできませんでしたが、
参加者・師僧の皆さんでお題目をお唱えし、誓いを新たにしました。
続いて交付式。
1人1人名前が呼ばれ、証書とともに、お坊さんの証である
袈裟と数珠を頂きました。
これからがお坊さんとしての修行の第一歩。
この気持ちを胸に、これから一歩ずつ歩んで行ってもらいたいと思います。
そのためにも、こちらも責任ある立場として我が身を振り返り、磨いていかなければ
なりませんね。
度牒交付式
千葉県鴨川市の清澄寺までやってきました。
ここは、日蓮大聖人が出家得度し、勉学修行に励まれ、
建長5年(1253)4月28日、32歳の時、旭が森で立教開宗の
第一声をあげられた場所です。
ここで開催されるのが度牒交付式。日蓮聖人が出家されたことから、
日蓮宗のお坊さんは、この清澄寺で第一歩を踏み出すのですが、
師匠について出家得度した者が、宗務総長から日蓮宗のお坊さんとして
許可する証明書を渡される(認められる)のが度牒式です。
といっても、お坊さんになったわけではありません。
日蓮宗のお坊さんとして、修行することを許可されたので、
これからが始まりです。
全国から50名のお坊さんの卵が参加していました。
小学生から大人まで。外国人の出家者の姿も。
明日の交付式に向け、お坊さんとしての心構えや
祖伝、読経試験、所作指導などがあります。
緊張している様子がヒシヒシと感じられます。
頑張れ!