副住職日記
新たな一歩
長崎市・真乗院様の本葬・入寺に参列しました。
7月にご遷化された御住職の本葬が午前中に行われ、
午後からは新住職の入寺式が行われました。
県内外から多くの僧侶、真乗院様の檀信徒の皆様が参列されていましたが、
様々なお話の中で、前住職のエピソードが話され、その人柄がよくわかり
地域の皆さんに親しまれたんだなと想像できました。
新住職はまだまだ若い青年僧ですが、
これから、檀信徒の皆さんと新たに真乗院様を盛り立て
守って行ってもらいたいと思います。
信行会開催
今月の信行会は、2週続けて他の行事と重なったため
第3週の開催となりました。
先月から、新しい和讃に取り組んでいます。
宗祖ご降誕800年に向けての一環です。
来月のお会式では披露しようと思っています。
次々に新しい曲が出てくるので、
大変でしょうが、みなさん張り切って練習してますよ。
恩師の前で
8月下旬、講演のお話を頂き
今回、「布津老連大会」にてお話しさせていただきました。
第45回を数えるこの大会は、
布津町内の老人クラブ連合会の総会も兼ねて
毎年開催されており、プログラムの一つとして講演会があるそうです。
有難いことに機会を頂き、不肖私がお話しさせていただきました。
壇上に上がると、お寺の行事よりはるかに多い参加者。
よく見ると、小学校・中学校の時の担任の先生、高校の数学の先生など
多くの恩師や知り合いの方ばかり。
流石に緊張しました。話しにくかったですね(笑)
今回は「好例者のススメ」と題し話しました。
家庭、地域をつくるのは、まぎれもなく今生きている私たち。
時代のせいではなく、その心持ち一つで時代を変えてきたのだから
根本は心という話をしました。
終了後に小学校1年時の担任の先生から、握手され、励まされ、喜ばれ、
いつまでたってもその時のまんまだなと思い、
心配して下さるその気持ちが、とてもうれしく感じました。
こちらが勉強になった講演会でした。
明日は稲刈り
小5の息子たちが学習の一環として
行っている稲の生育。
6月に田んぼに植えた稲も、収穫を迎えます。
7月には案山子を作り、米を守ってもらい
明日授業参加を兼ねて稲刈りです。
残念ながら、法務の為明日は参加できません。
代わりに、写真だけ取ってきました。
子どもにとって稲刈り初体験ですが
どうなることやら・・・・・
子ども神輿
毎年行われている地区の子ども神輿に参加。
「若宮さん」とよばれるこの神輿は、
小学生が担ぎ、太鼓を鳴らし、旗をもって
町内を歩きます。
自分も子供の頃廻っていましたが、
子どもの数も減り、今では御神輿・太鼓には台車がついてます。
担ぐというより押します(^_^;)
今年は10キロ歩きました
さて廻る時に「せんだいら まんだいら」と掛け声をかけるのですが、
どういう意味か分からず、周りの人に聞いても
昔からそうだから…とはっきりとした答えはありませんでした。
ところが今回、師父に尋ねてみると
もともとは「千歳楽 万歳楽」それが変わって
いまのようになったと。
「千歳までも健康に。万歳までこの国が地域が平和であるように」との意味らしく
なんでも、ルイス・フロイスの「日本史」に出てくるとか。
子供の頃から気になっていた疑問が
この年になってようやく晴れました。
改めて尊敬しました。
次の世代にも伝えていかなきゃいけないですね。