副住職日記
2016-08-04 20:59:00
度牒交付式
千葉県鴨川市の清澄寺までやってきました。
ここは、日蓮大聖人が出家得度し、勉学修行に励まれ、
建長5年(1253)4月28日、32歳の時、旭が森で立教開宗の
第一声をあげられた場所です。
ここで開催されるのが度牒交付式。日蓮聖人が出家されたことから、
日蓮宗のお坊さんは、この清澄寺で第一歩を踏み出すのですが、
師匠について出家得度した者が、宗務総長から日蓮宗のお坊さんとして
許可する証明書を渡される(認められる)のが度牒式です。
といっても、お坊さんになったわけではありません。
日蓮宗のお坊さんとして、修行することを許可されたので、
これからが始まりです。
全国から50名のお坊さんの卵が参加していました。
小学生から大人まで。外国人の出家者の姿も。
明日の交付式に向け、お坊さんとしての心構えや
祖伝、読経試験、所作指導などがあります。
緊張している様子がヒシヒシと感じられます。
頑張れ!