副住職日記

2018-01-16 23:51:29

三十番神大祭

島原市・護国寺様で開催された三十番神大祭に出座しました。


県内外より僧侶18名が出座してお勤め・祈願を行い、
多くの人たちが参詣し、身体健全や家内安全、交通安全などを祈願しました。
 
毎年私も法要出座させていただいています。
朝9時に始まり、夜7時からが最後の座で約1時間おきの計9座。
10数名の僧侶による読経・ご祈祷は迫力ありますよ。

こちらの番神様、一体ずつ厨子に納められており、5年前より行われていた修復事業が終わり、

堂内の修理と合わせ、全て蘇った御尊像の前でのご祈祷でした。

そういうこともあり、例年以上に参詣者が多く

お堂は常に参詣者で一杯でした。

夜のお勤めには、家族・親子連れの方が多く、

信仰の継続の大切さを感じました。


残念ながら、御尊像は写真で掲載することはできませんので、

是非一度ご参詣いただき、ご威光に触れていただきたいと思います。

2018-01-08 22:18:00

鬼子母神大祭 無事終了

朝からあいにくの雨となりましたが

今年も鬼子母神大祭を行いました。

 

今年はケータリングカーをはじめ、近隣のお店など

出店していただき、境内も賑やかでしたよ。

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祈祷会も10時~午後3時で行いました。

身変わり御守の更新や特別祈願など、

多くの参詣を頂き、皆さんの今年に期待する

想いを感じながら、お勤めさせていただきました。

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祝日ということもあり、子どもたちが多く来てくれたのも

嬉しかったですね。

 

声はガラガラですが、一つの行事が終わりホッとしています。

まだ発送作業や名簿の修正が残っていますが、

明日中には完了したいと思います。

2018-01-03 20:38:00

今年も宜しくお願いします

新年 明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

今年も、正月からご祈祷を行いました。

2日には地元中学校の卒業生が

同窓会前に初老の年祝祈願に参詣されました。

自分よりも少し下の年代ですが、

こうしてお参りに来てもらえるとうれしいですね。

 

檀家さん宅へ門札配りや親族の方の訪問など、

あっという間に3が日過ぎました。

 

8日には鬼子母神祭がありますので、

これからその準備でバタバタしそうです。

 

2017-12-21 20:03:03

冬至といえば・・・

明日は冬至。1年で1番太陽の位置が低く、日照時間も短くなります(北半球の場合)

※テレビで言ってましたが、夏至は梅雨の時期にあたり雨の日が多いので、実際の日照時間は

 平均的に冬至が長いそうです(*_*)

 

冬至には「カボチャを食べ、ゆず風呂に入る」と言われていますが

単に風邪をひかないためのものではないようです。

 

もともと、暦上の「一陽来復」

冬至を境に日が長くなる、つまりお日様の力が

強くなることから、陰から陽へ向かう、運が向いていく日が冬至。

 

そこで、言葉の最後に「ん」のつく食べ物を食べ、

運気を上げるという意味もあります。

かぼちゃは別名、南瓜(なんきん)。あとはダイコン、ニンジン、れんこん

うどん、きんかん。

旬のものが多く、ビタミンやカロチンを多く含むものなので、風邪予防に最適だと

いう先人の知恵でもあります。

 

また、柚子にはあの強い香りが魔を払う、禊の意味もあるようです。

もちろん、血行促進や体を温める効果もあるからのようですが。

 

科学が発達し、成分分析や効果・効能がはっきりとわかる現代ですが、

古き良き「しきたり」、先人の知恵を大事にしたいものです。

2017-11-22 14:28:00

日々研鑚

長崎県布教師会主催の布教実践講座に参加しました。

昨年から始まった研修ですが、

1泊2日の日程で、話の組み立て方、内容を諸先輩から学び

日蓮宗伝統の高座説教をを稽古する研修です。

今回は立川雲水師匠に特別にお話しいただき、

話術をはじめ、特に印象に残ったのが

「型破り」と「形無し」の話でした。

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今回は島原市・光伝寺様で開催されました。

県内から約15名の青年僧やお上人が参加し、

みな真剣に研鑚を積みました。

伝統の高座説教を学び、一つの型、基本を学んだうえで

もっと発展させることと、最初から我流では意味が違います。

 

普段は法務におわれ、じっくり研修する時間が

少なくなってきており、またお上人を前にして話をするという

機会もなく、自信の癖や注意すべきところがよくわかりました。

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檀信徒をはじめ、多くの方と接して話をする時間は一期一会。

仏教、法華経の教えをより多くの方に伝わるように

今後も研鑚したいと思います。