副住職日記

2018-10-09 13:25:00

熊本からの団体参拝

熊本県日蓮宗青年会主催の団体参拝団ご一行様が、

当山にお参りに来られました。

 

毎年開催されているそうですが、

今回は島原を中心に予定を組まれたとのこと。

 

妙法寺は歴史も浅く、寺宝もありませんが

熊本の寺院とは縁が深く

布津出身のお坊さんも、多くの熊本の寺院で

住職をされたこともあり、

今回お参りいただきました。

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住職からお寺の歴史や熊本との関係などの話を聞いた

参加者は、意外な事実を知り

驚いた様子でした。

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なかなか妙法寺に団参が来ることはありませんが、

多くの方にお参りいただき、うれしい限りです。

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2018-09-23 17:44:00

秋季彼岸法要

秋分の日。彼岸法要を行いました。

昨年より2日間行っていた法要を、1日に集約し

施餓鬼法要と併せて行っています。

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3連休で様々な行事、イベントがある中

多くの方のお参りをいただきました。

和讃奉納やお勤め、施餓鬼法要を行いましたよ。

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最後に法話では縁の大切さをお話ししました。

縁を大事にすること、縁に気づくことは

その後の生き方、考え方、大きく関わってきます。

 

過去現在未来は繋がっているのです。

今日の功徳が過去の罪障を消滅し、有縁無縁の供養となり

未来の自分の糧となります。

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初めてお参りに来られた方もいらっしゃいましたが、

少しでもよりよい方向に皆が向けば、考え方が少し変われば、

家庭も地域も国も変わってくるはず。

 

すべては自らの心持ちの違いで変わることを

お話ししました。

2018-07-17 18:15:00

檀信徒協議会総会・研修会に参加

県内の檀信徒協議会に参加しました。



各寺院より檀信徒・総代さんが参加しての総会と研修会ですが、



酷暑にもかかわらず、70名の参加がありました。



 



熱い想いを語る論議と、熱心に研修を受けられる姿勢に、



宗務所のエアコンも頑張ってますが、皆さんの熱気に



かないません。



 




横のつながりもでき、益々活発な活動になるように



頑張っていきたいと思います。



 



 


2018-06-19 19:06:00

教研会議に参加

毎年開催される、九州教区の教化研究会議に参加。



今年は大分だったので、ちょっと遠い場所での開催でしたが、



先輩・後輩とともに参加しました。



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お坊さんも、様々な研究・研修会があります。



何が足りないか・何が必要か、常にアンテナを張っていなければ



教化にはなりません。



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また、様々な活動をされている方と話すことで、



刺激を受けたり、自分が行っていることとの違いを感じられます。



 



自分が影響受けることで、周りや環境を変えれるし、



逆もしかりですね。



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どれだけ自分が目的をもって動いているか、



人づくりの大切さを感じました。



 



2018-06-03 20:15:00

毎年の供養

今日は43名も方が亡くなられた雲仙普賢岳・

火砕流災害が起きた日です。

地元消防団・タクシー関係者をはじめ、報道関係者が火砕流に巻き込まれました。

当時高校生だった私は、高総体の真っ最中で、

たまたま昼過ぎに帰宅していたので、自宅からその時を経験しました。

夕方4時過ぎ、ドスン、ゴロゴロという地響き、大きな溶岩の塊が頂上から転がり落ちる音に気づき、

外を見ると数分で、火山灰によって辺りは真っ暗になりました。

家の中にいても焦げ臭い匂いが、この先どうなるのか不安で一杯でした。

 

多くの方が犠牲になったのを知ったのは夕方のニュースでした。

その光景は今でも忘れることはできません。

あれから、丸27年。

私はここ数年、犠牲になられた「定点」と呼ばれる、当時報道陣が殺到し

取材の最前線の場所でお勤めしています。

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普段は工事の関係で立ち入り禁止ですが、この日1日限り、入ることができます。

今回、火砕流発生時刻には行けなかったので、お昼すぎにお勤めしました。

その場所には、生花が供えられていました。

 

その場に建つと、真正面に普賢岳が見えます。

火砕流は時速100キロで流れるそうなので、きっとあっという間の

出来事だったと思います。

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時が経つにつれ、記憶からだんだん薄れていくのはしょうがないことですが、

次の世代に伝えることは、やらなきゃいけないと、いつもこの場所に来ると感じます。