副住職日記
お会式法要を行いました
今年で736回目のお会式法要を行いました。
午前中、役員さんやお手伝いの方とともに、
受付やお斎の準備を行い、本番に備えます。
先週、信行会の皆さんと作製した「お会式桜」も
参詣される方に1本ずつお配りします。
午後1時半からの法要でした。日頃練習している
和讃も奉詠しましたよ。
天気も良く、日曜日ということもあり、多くの参詣を期待しましたが
この時期は他のイベントと重なることも多かったようです。
それでも、用意したお斎300食は、ほとんどなくなり
延べ人数は年々増えています。
法要後はお説教。
今年は。島原市・法華経寺住職 野島泰信上人をお招きしました。
自分の先輩でもあり、在家から発心され僧侶となられた方で
出家の動機や法華経、日蓮聖人に対する想いを熱くお話ししていただきました。
私自身も感じるところがあり、
今後もより一層努力していかなければと考えさせられました。
研修2日目 ~知覧へ~
昨日の研修は講演がメインでしたが、
2日目は場所を移動しての研修となりました。
目的地は知覧。まず武家屋敷庭園へ。
時間が足りずすべて見ることはできませんでしたが、
武家屋敷が並ぶ景観、石垣は琉球からの影響を受けたことが感じられ、
薩摩藩の防衛としての意味合いも高かったような気がしました。
庭園では、運よく家主さんがいらっしゃり、雨戸返しを見ることができました(^_^;)
次に訪れたのは「知覧特攻平和会館」
戦争末期の特攻作戦に関する資料が展示してあり、
隊員の遺影や遺品を拝見すると、当時の状況や想い
平和・命について、現在の自分と置き換えてみると、改めて考えさせられます。
昨日まで、「知恩報恩」についての講義でしたので、
家族にあてた手紙などを拝見すると、余計に込み上げてくるものが
ありました。
時間に追われたので、じっくり見て回ることはできませんでしたが、
当時の想いの一端に触れた気がします。
1泊2日の研修でしたが、中身の濃い時間となりました。
200回目の開催
平成13年に始めた信行会も、お陰で毎月続けられてます
午前中には今月は12日に行うお会式の「お会式桜」を作成して頂きましたよ
皆さんベテランで手先が器用な方ばかりなので、300本の桜を二時間かからず仕上がりました。
お参りに来て頂いた皆様にお配りします。心を込めて作成した桜です。是非受け取られて、仏壇に御供下さい(^^ゞ
400年という歴史の重み
朝起きた時にかなり風が吹いていたので、
心配していましたが、
式が始まる頃にはすっかり上がりました。
これも、諸天善神のご加護なのでしょう。
島原市・光伝寺様の鐘楼堂落慶・第26世法灯継承式が行われました。
県内外の僧侶、光伝寺様の檀信徒あわせて約250人で本堂は一杯となり、
梵鐘の打ち鳴らしから始まった法要は、厳かなうちに行われました。
現住職の慶讃文では、日蓮聖人ご降誕800年慶讃に向けたへの御報恩事業、
新住職の報告文では、日蓮聖人の教えを基として
これまで檀信徒とともに歩んできた光伝寺の法灯を、異体同心で
次世代へ伝えていく覚悟が語られました。
法要後の写真撮影では青空も見られ、
寺観も新たに、新たな新住職のもと、歴史の始まりを象徴するかのようでした。
大役も無事に終わり、ホッとしています。
光伝寺様は特に信徒青年の活動が盛んで
次世代、またその次の世代へ向けた取り組みは
学ぶべきところが多々あります。
うちのお寺でも、見習いながら取り組んでいこうと思います。
落慶・法灯継承式のお手伝い
明日行われる、島原市・光伝寺様の落慶・法灯継承式の打ち合わせへ。
今年開創400年を迎えられ、約200年前の島原大変による津波災害で
流出した鐘楼堂の落慶と第26世法灯継承式です。
お寺にとって、法灯継承式はとても大切な行事です。
400年続いてるというその歴史は、ホントにすごいですね。
ちなみに、うちは約130年・・・・
明日は、司会の大役を仰せつかりました。
台風の影響で天候が心配ですが、
大切な行事に恥ずかしくないように
準備していきたいと思います。