副住職日記

2013-05-11 19:30:00

地鎮祭を行いました

今日は地鎮祭を行いました。
朝からあいにくの空模様。

しかしながら、工務店さんたちが
テントを用意してくださったおかげで、無事に勤めることができました。


場所はお寺の真ん前です。
ご近所様ができました。どうやら住宅街になりつつあります(笑)

地鎮祭の時の雨は、土地を清め流すための甘露の雨でしょう。
工事の安全と、ご家族の家内安全・家運隆昌を心からお祈りいたします。

2013-05-10 02:41:00

750キロの旅

 高知結集を終え、長崎への帰路につきます。
全国から集まった仲間とも、お別れです。

帰り道、昨日法要を行った桂浜に立ち寄りました。
あいにくの雨でしたが、もう一度この情景に浸りたかったのです。



せっかく来たので、高知城や「ひろめ市場」等を観光し、いざ長崎へ。

帰りは「しまなみ海道」経由で陸送。

行きはくぐった関門海峡を、帰りは橋の上を通ります。

8時間で着くかと思いきや、11時間かかり、
家に着いたのは午前1時でした。
この間、運転を交互に行ってくれた、加藤くん・矢吹くん、
本当にお疲れ様でした。

これから、現実に戻ります。
この日の想いを胸に、これからも精進しようと思います。
2013-05-10 01:57:00

全日青 高知大会へ

9日・10日に行われた全日青 高知大会に参加しました。
青年会員最後の年になるので、今回が最後の大会参加です。

長崎からは6名の参加。前日からの移動です。
それぞれ仕事の都合もあり、車で乗り合わせての移動です。

行きは小倉~松山までフェリー。そこからは高速に乗り、高知を目指しました。
帰りは陸送 。ちなみに陸送の場合、高知から自宅まで約750キロとナビで出ていました。

夜9時55分、小倉を出港。



出港して間もなく、関門海峡を通過。
橋を下から見上げるのは、なんだか新鮮。



帰りはこの橋の上を走るんですけどね。

フェリー泊は修学旅行以来です。
平日ということもあり、お客さんは少なかったですが、
お遍路さんの団参がいらっしゃいました。

船内は快適です
2等で雑魚寝ですが、8人部屋だったので、
賑やかな船旅となりました。 翌朝5時、松山港到着。7時までは船内で休憩できるので、
松山を7時に出発しました。
目的地の高知までは、此処から2時間。

四国山地を貫く高速を走り、いよいよ、高知に到着。
今回は、妙国寺様にての修法祈祷・勤行と、桂浜での唱題行が主なお勤めです。
幸い天気に恵まれ、5月とは思えない暑さ。

そんな中、私は修法法要の担当となり、まずは桂浜にての唱題行。
いざ到着すると、多くの観光客からの注目の中、
浜辺にて太平洋に向かい、唱題修行。
ご存知の通り、桂浜の小高い丘には、坂本龍馬像が建立されています。
太平洋のはるか彼方を見つめる龍馬像・・・


お題目を唱えながら、太平洋を眺め、打ち寄せる波の音を聞くにつれ、
房総半島で昇りくる太陽に向かいお題目を唱えられた日蓮大聖人、
太平洋を見つめる坂本龍馬の想い・・・・
同じ地で同じ時間を共有した青年僧・・・
きっとこの地で若き龍馬たちも、想いを語り合ったのかと思うと
自分もこの地でお題目を唱えているうちに、
胸が熱くなりました。


「これから何をすべきか・・・・」
昨年結成50周年を迎え、51回目として新たなスタートの地として
企画された今回の高知結集。
その意義も踏まえ、来てよかったと思える大会でした。

※法要中の写真はありません。
上記2枚の写真も翌日、雨天の中で撮ったものです。
2013-05-05 22:16:00

島原城での子供の日

 子供の日の今日、愛車のインフォーメーションディスプレイにも鯉のぼりが・・


第1日曜ということで、毎月恒例の島原城馬見所茶会にお手伝い。

GWはどこも多いですね。島原も例外ではなく、
天気が良かったこともあり、島原城にはたくさんの方が来場されていました

お城では忍者や武士の恰好をしたスタッフが出迎え、
子供たちも貸衣装で、忍者の格好をしていました。


11時過ぎに到着しましたが、馬見所には多くの観光客が・・
早速お手伝い開始し、そのまま1時まで休む暇なし


ひたすらお茶菓子を配り、お茶を点て、お出しする。
あっという間の時間でした。
当初2時までの予定でしたが、お茶もお茶菓子もなくなり、
1時には店じまい。

せっかく来て下さった方、申し訳ありませんでした(>_<)

来月も第1日曜開催してますので、宜しくです。
ちなみに、無料です。
2013-05-04 23:45:00

信行会開催

毎月恒例の信行会を開催しました。GWで絶好の行楽日和にもかかわらず、
熱心な方々が参加、お参り頂きました。

いつものように、お勤め、和讃練習のあと、日蓮大聖人の御遺文拝読。

今月は、以下のお手紙を拝読・解説しました。

入道殿は今生にはいたく法華経を御信用ありとは見え候はねども、過去の宿習のゆへかのもよをしによりて、このなが病にしづみ、日々夜々に道心ひまなし。今生につくりをかせ給ひし小罪はすでにきへ候ひぬらん。謗法の大悪はまた法華経に帰しぬるゆへにきへさせ給ふべし。ただいまに霊山にまいらせ給ひなば、日いでて十方をみるがごとくうれしく、とくしにぬるものかなと、うちよろこび給ひ候はんずらん。中有の道にいかなる事もいできたり候はば、「日蓮がでしなり」となのらせ給へ。
(妙心尼御前御返事)


夫の長病を縁として法華経信仰に入り、夫の病中髪を剃って尼となられたその想いを受け止められ、
法華経信仰による夫の小さな罪障は消えていることの説明と、当病平癒を祈念されました。
たとえ、亡くなられ、49日の道中、いかなることが起きても日蓮の弟子と名乗りなさい・・・と。
後世の安心を説いておられます。

生あるもの、いつか迎えなければならない「その時」、その時には「日蓮聖人の弟子である」と名乗れるよう、今という時間を法華経・御題目とのご縁を大事にして、仏様が常に見捨てず、見守ってらっしゃるという事を信じ、益々信行に励む事の大切さを解説いたしました。