副住職日記

2013-07-13 20:37:00

身延山参詣

今日から二泊三日の行程で身延山参詣です。
        ー身延山 大本堂ー

半島内の2ヶ寺のお寺さんにお供でやってきました。
総勢100名を超える方々と一緒の団参です。 長崎からなので、どうしても夕方到着となり、それからの輪番奉仕。これは、その時だけ、法主猊下にかわり日蓮聖人への給仕奉公と檀信徒としての誓いを申し上げる儀式です。くしくも、13日は日蓮聖人ご臨滅の日。皆さん、緊張した面持ちで臨みました。 明日は朝勤に参拝したあと、七面山登詣です。
五重塔


総受付前に開いていた「蓮の花」
2013-07-08 16:49:00

島原の伝統

 梅雨の雨もどこへやら。日曜日は快晴となりました。
今日は小学校の行事で石干見(すくい)体験・海岸清掃。

すくいとは、有明海で伝統に行われてきた漁法で、海岸に志垣を組んで囲いを作り、潮の満ち引きを利用して、囲いの中に入った魚を取る伝統漁法です。子供、保護者、地域の方と一体となった取り組みで、初めて参加しました。



囲いの中にはフカ(キャナメ)やタコなど。子供たちは大はしゃぎしながら、魚を捕っていました。少し濡れれば後は一緒。ほとんどの子が、海水浴同然に海に入り、魚捕りも忘れ、遊んでいました。


また海岸清掃も一緒に行いましたが、短時間ですごいゴミの量。海をきれいにするのも汚すのも「人の心」次第。まずは、この心掛けが、「宝の海」再生の第一歩だと思います。

今回は、子供が通う飯野小だけではなく、布津小との合同企画。PTA役員ということもあり、
準備・お手伝いからの参加でしたが、子供たちも普段とは違って多くの仲間と触れ合うことで
刺激になったことと思います。

午後からは捕った魚を料理したり、そうめん流しを行いました。


この7月7日は「そうめんの日」らしく、全国2位の「そうめん生産量」を誇る南島原市としては、地域の特産として、子供達にも伝承してもらいたいものです。

それにしてもよくだべる。用意したソーメンは約25キロ。参加者は保護者含め180名。ソーメンを茹でるのが間に合わず、流しても流しても、全然足りませんでした。

自分たちが捕った新鮮な魚を食べ、地域特産のソーメンを食べ、賑やかな一日でしたが、
この伝統を伝えて、残していくこと。そのために、自然や海を守り、食文化や地域、ひいては地球を守ることに繋がるんだろうと思います。

全ては、心がけ次第。
2013-07-06 22:17:00

今月の信行会

 毎月の信行会を開催しました。
梅雨で天候も悪い中、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

今月もお経練習と和讃練習、法話を行いました。

今月は日蓮聖人の「上野殿母尼御前御返事」
ご供養に対するお礼のお手紙なのですが、日蓮聖人の優しさ、思いやりが詰まったお手紙です。ご自身が病気を患い死期が近いことを感じながら、御主人や息子と死別された上野殿母尼に対し、供養の品々に対するお礼はもちろん、花や雪などの自然は巡回を繰り返すのに、亡くなった方は息を吹き返さない無常を嘆かれ、ご自身が先に亡き息子さんに会うだろうから、その時はあなた(上野殿母尼)の悲しみを伝えますね・・・・と 読むたびに涙が込み上げてきます。

当時、筆、墨、紙は貴重なものだったでしょう。そのお手紙を大事にされていた檀越、弟子、信者の方々。私たちは残されたそのお手紙から、当時の心情や日蓮聖人の教えを受けることができます。
もちろん、後世の方がどう受け止めるかが大事ですが…
2013-07-03 22:02:00

甘茶の収穫 ~揉み・乾燥~

 先日収穫し、水洗いした甘茶のその後の行程です。

2日ほど水切りした後、葉を揉んで陰干しにします。


揉んで乾燥する工程を4回(4日間)ほど行います。
揉みが足りないと白い粉?が出てきて、甘くならないそうです。


(上の写真は4日目の様子。途中の写真がなくてすみません)

さすがに4日目に揉んでいると、甘茶の香りがします。
後はしばらく乾燥させて保管します。
乾燥5日目
香りがします
乾燥5日目。あれだけあった葉も乾燥して1枚のゴザに収まりました。
2013-06-30 23:52:00

ミニバレー大会

 年に一度、島原半島の私立幼稚園対抗 ミニバレー大会があります。
もちろん、保護者の大会です。

私自身、ソフトかテニスしかやったことないので、球技と言えど、バレーは苦手(^_^;)
とはいえ、出場するからには楽しんで、そして勝たないと・・・

昨年より参加者が3チーム減っていました。
これも少子化、地方の過疎の影響でしょう。
都会は待機児童で問題になっているのに・・・・

同じ園の保護者とはもちろん、他の幼稚園の選手や、中には高校の同級生もいたりして
自分で足を延ばし、動き出せばそこから始まることがあるんだなと実感。

結果的にはお父さんチームもお母さんチームも負けてしましましたが、
今まで以上に絆も深まりました。

普段から、少しずつでも練習しないと・・・