副住職日記
修養道場始まりました
いよいよ今年の修養道場が始まりました(^o^)。今年は26名の参加者。夏休み終盤ということもあり、宿題で忙しいのか、いつもより少ない人数での開催です。
初参加の子も多く、最初は皆緊張気味。遠慮して大人しい子供たちでしたが、時間がたつにつれ、本領発揮。1日目にして、すっかり仲良くなっていました。
初日は、礼儀作法や仏前作法など、やや厳しい修行です。ゲームなども入れながら、箸の持ち方や日常の礼儀作法、また、合掌や礼拝などお参りの作法も学びました。
また、今回初めて行った「ほうろく加持」 これはよく「土用の丑の日」に行う祈祷で、暑気払いの意味があります。と同時に頭痛封じ、イライラ防止などにも効果あり。
もぐさを使ったお灸のような感じで頭に乗せ、その間に御祈祷を行います。短気な子が多い、すぐキレる子が多いと言われますが、この御祈祷を機に少しでも改善してもらいたく今回初の取り組みです。
夜にはお楽しみ会ということで「落語会」島原で活躍している「鰻家小にょろ」さんに来ていただき、生の落語を聞いてもらいました。
また、数珠つくりも行い、自分の腕輪数珠を作って、お守りとして大事に使ってもらいたいものです。作った数珠は道場中、御宝前にお供えしお経を読んで最終日にみんなに渡します。
寝る前には心を落ち着かせる「浄心行」。一日を振り返り、反省と感謝を感じて成長してもらい、また明日に繋げていきたいもの。
1日目にして、子供たちの目つきが違います。元気も違います。明日明後日と、1日1日の成長が楽しみです。。
今年の出来は・・・・・
いよいよ、収穫の時期となりました。
例年より着果した数が少ない半面、1個のサイズが大きくなり
昨年、途中で落下してしまった反省をもとに、ミカンネットを装着。
開花からかなりの日が経ち、熟しているとは思うものの、
まだ収穫の目安である「離層」が出ておらず、悩んだのですが、
子供たちにせかされ、とりあえず2個収穫。
(左)アンパンマンの絵についた葉っぱが可愛いでしょ。
(右)3人の名前入りです
3日ほど追熟し味見しました。
子供たちは美味しいと喜んで食べてましたが、自分の感想は、それなりの風味と甘さ。
まだあと8個ほどなっているので、順々に収穫していこうと思います。
避暑地と言えど、猛暑日
昨年に続き、阿蘇へと向かいました。
去年はカドリードミニオンでパン君に会い、そして台風に遭い、大変な日程でしたが、
今年も避暑地に涼みに行ったはずが、この日に限って猛暑日。
高地とは言えない暑さでした。
数年ぶりに訪れたファームランドは、新しいものができていて、
子供が遊ぶにはもってこいの場所です。その中で「元気の森」というのがありました。
身体と頭の両方を最大限に使って、 楽しく健康づくりができる、というもの。
40個以上もの装置?が点在していて、家族みんなでチャレンジできる 健康レジャー施設
だそうです。
ただ、野外なので暑かったことと、幼児にはちょっとつらいところはありますね。
それでも、小学生の兄に負けじと奮闘する2人の妹の姿。
言い出したら聞かない、負けず嫌いの性格は誰に似たのやら・・・・・・
翌日はグリーンランドのプール。
この日も暑く、プールは気持ちいいけど、その周りのコンクリート部分で
やけどしそうでした(>_<)
帰りの船中はみんな爆睡。のんびりとはいかない旅行でしたが、いい気分転換。
修養道場の準備もあるし、気合を入れて頑張ります。
まだまだ募集中!
#再度募集のお知らせ#
島原地区の日蓮宗青年僧(普賢会)では、毎年恒例の夏季仏教修養道場を開催します
今年で35回目を迎える修養道場は、宗教的な情操教育はもとより、学校や家庭とは違う団体生活を通して、約束事(規則)、耐える心(忍耐)、感謝の心、自立心を養うことを目的とした2泊3日の修行(研修)です。
今年は普賢岳災害の23回忌ということも踏まえ、受け継ぎ、伝えることを学びながら、いのちの大切さを感じ、「自ら気付くこと」を目標に開催したいと思います。
※正座や礼儀作法、お勤めはもちろん、肝試しやバーベキュー、体験学習など様々なプログラムを準備しています。
参加ご希望の方、お問い合わせは島原半島内の日蓮宗寺院、もしくは事務局(妙法寺)までご連絡ください。
日 時:平成25年8月26日(月)12:00集合~
28日(水)13:00解散予定
場 所:(集合・解散)雲仙市国見町 長国寺
(宿 泊) 雲仙市千々石町 少年自然の家
参加費:7000円
募集定員:50名
参加対象:小学1年生~中学3年生
※日程や持参品の詳細は、参加者に後日、注意事項と共に送付します。
参加申込書
過去の修養道場の様子(YouTube)
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精霊送り ~長崎のお盆~
10日からお盆の棚経を廻りましたが、どの家庭でも「今年の暑さは違う!」の会話から始まりました。全国的にですが、確かに、猛暑が続き、例年以上に汗もかき、水分も取りましたが、体の疲れはいつも以上のようです。ただの年のせいか?
以前にも紹介しましたが、長崎ではお盆のお墓詣りの際、墓地で花火をします。
子供用の花火なら可愛いですが、打ち上げやロケット花火が飛び交い、あちこちで爆竹が鳴っています。他県では考えられないほど、賑やかなお墓詣りですよ。
大声じゃないと会話が聞こえませんから・・・
また、初盆を迎えられるところは、親族や縁のある方が、その家の家紋入りの提灯をお供えする風習があります。その提灯をお墓に灯し、霊をお迎え、お送りします。
普段は2つぐらいの提灯ですが、初盆のご家庭は、かなりの数の提灯が灯してあります。
お寺のある地区は、14日と15日の二晩灯し、15日に精霊送りをするのです。
なかには、3日間行う地区もあるようですが…
お盆のお墓詣りは、ご先祖様との再会の場でもあり、旧友との再会の場でもあります。
里帰りした同級生や友人、1日だけですが、この日にこの場で会う友人もたくさんいます。
多くの縁が出会う場
その中で、今の自分の立ち位置、命あることに感謝したいものです。