副住職日記

2014-07-01 16:35:00

修養道場 参加者募集中!

今年も待ちに待った修養道場を開催します。



普段とは違った2泊3日の集団生活を通して、たくさんの人と縁を結び、友達になり、

楽しく時間を過ごしてもらいたいものです。

今年で36回目を迎える修養道場は、宗教的な情操教育はもとより、学校や家庭とは違う

団体生活を通して、約束事(規則)、耐える心(忍耐)、感謝の心、自立心を養う

ことを目的とした2泊3日の修行(研修)です。

昨今の事件・事故などで社会不安が増し、バーチャル世界が氾濫する世の中で、自分の

いのちの大切さはもちろん、「他者への思いやり」や「自覚」を目標に開催します。

※正座や礼儀作法、お勤めをはじめ、肝試しやバーベキュー、体験学習など様々な
プログラムを準備しています。

参加ご希望の方、お問い合わせは島原半島内の日蓮宗寺院、もしくは事務局(妙法寺)までご連絡ください

申込書は下の方にあります(PDF)






第36回加申込書(PDF)


 
2014-07-01 00:33:35

いつかは訪れる別れの日・・・・

6月4日、祖父であり前住職の恵晃上人が遷化されました。世寿90歳。
1年ほど前から入退院を繰り返していましたが、家族が見守る中、遷化されました。

両親が早くなくなったため、22歳でお寺を継ぎ、兄妹8人育てながら
檀信徒教化はもちろん、福祉施設の創設など、地域貢献も行ってきました。

私にとっては祖父であり、師匠であり、大きな目標でした。

通夜・葬儀の後も、バタバタしながら落ち着かず、このブログも書かないまま・・
今日、四七日忌を迎え、ようやくブログに書いた次第です。

通夜・葬儀当日は、多くの方にお見送りを受け、祖父の人徳を感じるとともに、
本当にありがたかったです。
その後も回向参りに行く毎に、祖父の思い出話やエピソードをお聞きする度、
私たち家族が知らない一面を知ることができ、皆さんから本当に頼りにされ、
尊敬されていたことに、改めて偉大さを感じました。
元気なうちにもっと聞いておけばよかった・・・・

「陰信顕徳」

形あるものはいつかはなくなるもの。私たちが亡くなった後、残るものとは・・・
それは、自分たちの言動によるものです。
普段は表に出なくても、また出さなくても、後世に残っていくものは形に見えないものだと思います。
毎日祖父の遺影を見ながら、自らの反省とともに、
少しでも近づけるように精進したいと思います。

※葬儀・通夜の様子を少しだけUPします。
 






 
2014-06-03 23:30:00

丸23年を迎えて・・・・

平成3年6月3日、大規模な「火砕流」が発生し、43名の尊い命が奪われた普賢岳噴火災害から23年。
時はたっても、この日を迎えると、当時の事を思い出します。

昨年は23回忌ということで、多くの方が犠牲となった「定点」や
その近くに建立された慰霊碑の前でお勤めしました。

今年は当山の本堂でお勤め。

あれから22年。数日前に登山した普賢岳は、以前と地形は変わり、山は緑が増えてきたように思えます。
しかしながら、間近で見る溶岩ドームは自然の雄大さと怖さも感じました。
僅かですが水蒸気も出ています。山も生きているのです。

登山できるほど安全ではありますが、災害はいつ起こるかわからないもの。
何も知らない後世に伝えることが私たちの使命であり、亡くなられた方への供養になると思います。
2014-05-30 23:30:00

夏の登詣に向けて・・・・

五月晴れが続き、昨日は島原で30度超え(^_^;)
今日も天気が良かったので、久しぶりに普賢岳登山へ。
月末に計画はしていたのですが、仕事がどうなるかわからないので・・・当日決定の強行軍です。

一昨年、新登山ルートが開通しましたが、まだいったことがなかったので、
今回はこのルートで登ることに。

仁田峠から妙見岳へはロープウェイ(^O^)

眼下に広がる景色は、これから挑戦する気持ちを高めてくれました。

先ずは国見岳方面へ。この辺りは以前もあったルートで、私も小学校以来、
久しぶりに通りました。



そこから進むと、途中に風穴があります。

この中は、夏でも4度と案内板にあるように、
穴の前に立つと、ひんやりした風が・・・・・


白い冷気わかりますか?

いよいよ新ルートへ。
鳩穴分かれからの登りは、今回一番きつかった(>_<)場所です。

急な坂を登り終わると、目の前には多くの岩石が現れます。
警戒区域のすぐそばを通るルートならではの眺めです。



よく見ると、煙?蒸気?が出ていました。

いよいよ頂上へ。スタートしてから約2時間の道のり。
天気も良かったので、途中、他の登山客ともすれ違い、
頂上には10人ぐらいの先客が・・・・


頂上から景色は最高!心地よい風も吹き、
来てよかったと何度も思いました。

下りは別ルートで。以前からのルートですが、
登りよりも、足、膝には負担が来ます(>_<)


途中の休憩所。以前はここから普賢神社へルートがありましたが、
噴火によって通れなくなっています。



新緑の中をよく歩きました。
緑の色が何とも言えませんでした。

無事に下山。帰りは50分ほどでした。

下山後は雲仙温泉に入り、美味しい昼食を食べ帰宅。

下界は、昼間の暑さが残り、車から降りたとたんに
ムッとしましたね(^_^;)

今のところ、足は大丈夫ですが…・
明日以降が心配です。

実はこの夏、身延・七面山へ登詣予定。
その準備の一環として今回の登山でしたが、
この調子で、本番を迎えたいものです。
2014-05-28 20:01:00

アジサイの季節となりました

住職が趣味で栽培している「アジサイ」がきれいな花を咲かしています。







こちらは、「アマチャ」
アジサイに似ていますが、花が咲き終わったことろに
葉っぱを収穫し、揉んで乾燥させて
来年の「花まつり」に使用します。

自家製アマチャです。

家庭菜園のトウモロコシ、枝豆もすくすくと・・・・
隠れていますが、スイカも栽培中!