副住職日記
花まつり
お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」
当山でも故事に習い、
花御堂を設け、誕生仏を安置し、アマチャをかけて
御祝します。
ちなみにアマチャは住職の自家製です。
こういうご時世ですので、お茶用のボトルに入れて
参詣者に配布しました。
一緒に行う予定だった信行会も
お勤めだけの開催となりました。
コロナウイルスの蔓延により
様々な生活様式が変化しようとしています。
今できること、生きている意義
皆さんで乗り越えていきましょう。
ネットの記事より
コロナウイルスによる報道が毎日あり、
多くの情報があふれています。
マスクをしている人を見ると
何処で購入したんだろうと思うくらい、
お店には何処もありません。
消毒液も・・・・
いつまで続くのか・・・
そんなとき、ある記事を目にしました。
今回のウイルスによって、「本来は自分たちで行っていたことを
いつも間にか、すべて人任せになってしまった。例えば、
保育園や学校の先生に任せている教育は、親が教えていたもの、
米や野菜が少なくなれば争いが起こるが、本来は自分たちで作っていたもの、
自分たちでやっていたことが、返ってきただけだ」と
宿題の採点をしながら、これは先生の仕事だろ?と思ったとき、
まてよ、本来なら親が勉強教えてたことを、先生に代行依頼してたんだと気づいたそうです。
色んなものが繋がって成り立っている社会。
不平不満の前に、感謝を持って生活することを
身をもって感じます。
有意義な一年を・・・
毎年恒例の節分会です。
午後から、国見町・長国寺様の節分会のお手伝いへ。
水行で身を清め、お勤め、ご祈祷、豆まき、福引きを行いました。
天気も良く、多くの檀信徒さんがお参りに来られ、
お寺で炒った沢山の豆で、豆まきをし賑わいました。
夜は当山の節分会。
暗い中に、子ども含め多くの家族連れ、地域の方にご参加いただきました。
今年は160人を越える方が参加され、お堂は一杯でしたよ。
お勤め、豆まき、福引きを行いました。
豆は年男・年女の方20名。
お堂を暗くして、かけ声と共に、寒い暗闇の外へ
鬼を追い出しました。
その後はお待ちかねの福引き。
自分の力で引き寄せるという意味を込めて、各自で引いてもらいました。
何が当たるかはその人次第。
色んな声が聞こえて楽しい時間でした。
地元のCATVも取材に来ており、
近々放映されるそうです。(2月6日放送予定だそうです)
賑やかな時間でしたが、反省すべき点も多々ありました。
節分について話しましたが、
これだけの人数になると、どうしてもざわついてしまいます。
そこで、皆さんの周りには鬼がいます。
人の話を聞かない鬼、豆を撒くのを妨げる鬼(邪魔)、
人の物を横取りする鬼(餓鬼)などなど、
そういう話をすると、思い当たる節があるのか
一度は静かになります。
はじめから色々説明しておけば良かったのですが、
こちらの準備不足でした(>o<)
何はともあれ、病気・災害などの外面の鬼、悪口・邪魔・餓鬼などの内面の鬼
これらの鬼退治をしたのですから、
これから一年が皆さんにとって素晴らしい一年になるように願うばかりです。
三十番神大祭に出座しました
島原市・護国寺様の三十番神大祭に出座しました。
県内外より約20名の僧侶とともに
読誦しご祈祷を行います。
朝九時からはじまり、夜の7時まで
約1時間おきに行われました(昼・夕食の時間除く)
毎回、番神堂にはお堂いっぱいに参詣者があふれ、
老若男女、小さい子どもたちもお参りしています。
うちのお寺もこれくらい、人であふれるようになるように
頑張りたいと思います。
お会式法要 無事に終わりました
1年はあっという間ですね。
今年、第738回目の遠忌を迎えられる
日蓮聖人報恩お会式法要を行いました。
午前中に準備と最終確認。
お手伝いいただく役員さんとの打ち合わせを行いました。
法要では、お勤め、和讃を行い
先日の案内のように、大分県・延隆寺住職の
首藤上人を迎え、お話をしていただきました。
絵を書くのが得意なお上人は
独特な御首題帳で有名です。
今回は仏様のぬり絵を作成していただき、
参加者に配布しました。
参加者の皆さんからも、「法話がわかりやすく、親しみが持てた。
今度は大分のお寺に行ってみたい」という声が多かったです。
熱が冷めないうちに計画しようと思います。