副住職日記
お彼岸説教
昨年に続き、大村市・妙宣寺様へ彼岸説教に行きました。
妙宣寺様では、彼岸の1週間、毎日法要・お説教があります。
ちなみに当山は中日だけです。
以前は同じ説教師さんが1週間務められていたのですが、
コロナ禍で、毎日日替わりで県内僧侶がお説教させていただいてます。
檀信徒も熱心で、話に耳を傾け、メモを取る姿を見ると
こちらの気持ちも高まります。
また一つ、勉強させていただいたお勤めになりました。
鬼子母神大祭のお知らせ
1月8日(土)午前10時~午後3時まで、今年も予定通り
鬼子母神大祭を行います。
昨年同様、感染対策として、出入り口を分け、客殿を入口→
広間で受付→本堂でご祈祷→本堂から境内へ退出という
人の流れにして、出入り口で密にならないようにしています。
また、堂内での人数制限をしてご祈祷を行います。
ご参詣の皆様には、手洗い、マスク着用、消毒の徹底はもちろん
体調不良の方はお控え下さい。
拡げるのも防ぐのも人次第。
感染予防にご協力お願いします。
当日、参詣できない方は
後日、身代わり御守の交換をお願いします。
お会式法要
感染対策を行いながら、宗祖お会式法要を行いました。
例年より参詣者は少なめでしたが、
お参り、ご焼香をされてお帰りになる方も多く、
延べ人数で言えば、例年より多かったと思います。
※上記の写真は、参詣者に配布する供物(お会式桜、お斎、餅、あんのん)です
今年は、高野光拡上人にお越しいただき
法話を行っていただきました。
法務の傍ら、スクールカウンセラーも務めている
経験から、実体験に基づいたお話で
わかりやすく、好評でした。
来年こそは、もっと多くの方にお参りいただき
にぎやかにお会式法要を行いたいと思います。
秋季彼岸法要
秋季彼岸法要並びに施餓鬼法要を行いました。
今年もコロナ禍ということもあり、
時間短縮で、お参りも滞在時間を短くし
本堂の窓を開けて換気を行いながらの法要でした。
参拝者は例年より少なめです。致し方ありませんが、
今後ライブ配信など考えなくてはならないかなと思っています。
多くの方と一緒にお参りし、お題目を唱え
共に供養できる日が待ち遠しいですね。
原爆慰霊&初盆準備
今日は長崎原爆慰霊の日。
棚経中ではありますが、11時2分のサイレンにあわせ、黙祷。
これまで、青年会の慰霊行脚に参加したり、平和公園の慰霊碑にお参りしたり
していましたが、コロナ禍ということもあり、自坊や地元からの慰霊です。
子どもたちも登校日です。学校での平和集会があったと思いますが、
またいつか、家族で長崎にお参りや学びに行きたいと思っています。
さて、祖母の初盆に際し、たくさんのお供え・提灯をいただいています。
こちらの風習で、提灯をお供えしますが、
いただいた提灯はお盆にお墓に上げます。
今年は、天気予報ではなんだか怪しいのですが、
せっかくいただいたお供え、なんとか上げれるように準備中です。
提灯には家紋やお題目が書かれています。
赤と黒(薄墨)の2色なのですが、
赤は目印としての意味、黒は供養としての意味です。
昨今、行事や風習は少なくなりがちですが、
故人を想う気持ち、思いを馳せることは変わりません。
その形として残るのが提灯の風習です。
こうして、ブログに掲載するのも、記録・記憶として
残す意味もあります。
「憶持不忘」大事な言葉です。