副住職日記
30年の節目を迎えて
普賢岳大火砕流災害から30年が経ちました。
お昼頃、毎年、この日だけ立ち入りが許可される「定点」へ行き、
お勤めを行いました。
今年は後世へ語り継ぐように、定点周辺が整地され
モニュメントも建てられました。
30年の節目ということもあり、現地には
遺族、報道関係者など、例年以上に車も人も多かったです。
さて、午後3時半からは島原地区有志の僧侶と一緒に
自坊でお勤めを行いました。
災害が起きた4時8分のサイレンにあわせ、黙祷・唱題を行い
慰霊・復興祈願を行いました。
高校生だったあの日から30年。
災害は忘れたことろにやってきます。
いつ何処で何が起こるかわからないので、
普段から準備、計画などを頭に入れておかないと
いけないですね。
スギゴケの張り替え
数年に一度、中庭のスギゴケを張り替えています。
もちろん自分で。
今回も、茶色く変色し、コケ自体も枯れてきたので。
本当は梅雨前にしたかったのですが、
例年になく早い梅雨入りだったので
この時期になってしまいました。
下地の土を入れ替え、新しいコケを張っていきます。
後は乾燥させないように、しばらくは水掛です。
あっという間の一周忌法要
叔父の一周忌法要に参列。
早いものであっという間の時間でした。
昨年のGW、緊急事態宣言中ということもあり、
バタバタした中での葬儀から1年。
今年も、近隣の身内だけで法要を行いました。
幸い、親族はほぼ近所、県内在住なのですが、
賑やかなことが好きだった叔父から見ると、
寂しい思いかもしれません。
この1年の間に、叔父の誕生日には
叔父にとっての孫が誕生し、
新しいことが始まる1年でもありました。
まだ近くにいる気がします
我が家にひょろっと尋ねてくる気がしてなりません。
コロナ禍で、面会も出来ず会うことが出来ないまま
遷化したので、そういう気がするのかもしれませんが・・・
はなまつり 開催
4月8日はお釈迦様の誕生日。
毎年、故事に習い 花御堂を設け
甘茶をかけてお祝いします。
今年も、感染対策のため
花御堂は準備しましたが、
甘茶をかける「ひしゃく」は
準備していません。
代表で住職が甘茶をかけてお祝いし、
参詣者には、ボトルに入れた甘茶を配布しました。
甘茶は自家栽培です。
今年は例年以上に甘みが強かったと思います。
朝からなんともいえない香りが漂っていました。
次年度はもっと盛大にお祝いしたいですね。
春季彼岸法要
各種対策を施した中で、
彼岸法要を行いました。
いつもより時間短縮、座席も減らし、天気もぐずついたので
お寺に来られる参詣者はいつもより少なかった気がします。
参詣者には「あんのん」やマスクケースをお配りし、
消毒やマスク着用は慣れてきましたが、
久々に会うと、どうしてもお喋りは止まりません(^_^;)
繋がりは大事ですよね。
もう少しの辛坊です。