副住職日記
大往生
この度、祖母が逝去しました。
約1年半前から、近隣の福祉施設でお世話になっていましたが、
段々と食事も通らなくなり、1月30日
96歳の生涯を終え、静かに旅立ちました。
コロナ禍で、面会も中々出来ず、
通夜、葬儀も感染を配慮しながら、
自坊で執り行いました。
私にとっては
子どもの頃の思い出が一番残っています。
いつも優しい祖母に甘えてばかりいました(^_^;)
こうして今の妙法寺、吉田家があるのは
祖父母が頑張ってきたおかげです。
簡単に比較することはおこがましいですが、
当時に比べれば、今の状況はもっと出来るはず。
そう、教えてくれている気がします。
近隣の身内だけのお見送りになってしまったのが
残念でなりません。
お会式法要
秋晴れの晴天の中、お会式法要を行いました。
お供え頂いたモチ米で紅白もちを作り、
お斎(お弁当)と一緒に参詣の方へ配布しています。
もちろん、お会式桜も。
役員の方々にお手伝い頂き、
受付や供物の配布、駐車場や堂内への案内をして頂き、
スムーズにお勤めすることが出来ました。
こういうご時世ですので、堂内換気のため
窓は少しずつ開け、密にならないように
イスを配置したので、例年より、お参りは少なかったように思えます。
法要後、永石上人による高座説教。
ご自身の経験を元に、蓮華の意味、
想いを持って一つのことを成し遂げる事の大切さ、
それに対するご守護があること
熱い気持ちで話され、参詣者の方々も聞き入っていました。
今年も無事に終えることが出来ましたが、
コロナ感染もいつまで続くかわかりません。
対策はもちろん、祈願しながら
毎日を過ごしていきたいものです。
とりあえず、1つの行事が終わり、ほっとしました。
お会式準備
いよいよ明日は日蓮大聖人第739遠忌 お会式法要の日です。
天気も良さそうなので、
コロナ対策をしながら、参詣者の方々を
お迎えしようと思います。
掃除に始まり、受付、配布物の設置、
立て看板、堂内の準備まで、
どうにか間に合いました(^^)
とても大きな白菜のお供え物を頂き、
内陣に飾りましたが、
抜群の存在感です。
今回は、法要後に高座説教を行います。
日蓮宗伝統の高座説教を、是非
お聞き下さい。
信行会 開催
今月の信行会は、
12日に行うお会式の「お会式桜」製作をかねて行いました。
参詣の方々に配布する、「お会式桜」
日蓮聖人がお亡くなりになられたとき、
敷地にある桜が咲いたという故事に習い、
お会式法要の際、お配りしています。
毎年、信行会のメンバーによる手作りです。
ベテラン職人並みなので、約300本の桜も、
1時間半ほどで完成。
ありがたいことです(^^)
昼食を挟み、午後からはいつもの信行会。
和讃も練習しましたよ。
753祈願 受付中!
753祈願の受付中です。
コロナ禍ではありますが、お子様の健やかな成長を願い、
心を込めてご祈願致します。
「七五三」とは、男女三歳は髪を伸ばし、結い始める「髪置き(かみおき)」
男子五歳は、初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」、
女子七歳は、着物の付け紐をとって帯を使い始める「帯解(おびとき)」「帯祝」というのが由来です。
11月15日に行うのは、鬼宿日(きじゅくにち)鬼が自宅にいる日に当たるので、
鬼に邪魔されずにお参りができるという説や、「霜月まつり」の日という説があります。
時代や地域によって風習や習慣が違いますが、
お子様やお孫様の健やかな成長と健康を願う気持ちは変わりません。
発育増進と健康を仏様、鬼子母神様、ご先祖様にお願いし、見守っていただきましょう
※祈願中はマスクをつけてお勤めします
御札と千歳飴を準備していますので、ご希望の方はお早めにご連絡下さい。
土日はご希望の時間に添えない場合があります。ご了承下さい。