副住職日記

2014-12-14 16:47:00

年末大掃除 ~色んなすす払い~

今年もこの時期がやってきました。
年末の、また選挙もあり忙しい中に、
28名の方が参加していただきました。

何も言わなくても道具の場所や段取りを知り尽くしたベテランの皆さん(^O^)なので
てきぱきと進みましたよ。

一生懸命されている中で、写真を撮るのは気が引ける・・・・・



約2時間の掃除の後は、皆さんの一年の垢を払うご祈祷。
1年を振り返り、清々しい気持ちで、新年を迎えてもらいたいものです。

最後にぜんざい会。
私が丹精?こめて作った白菜&大根の漬物とともに、食べていただき、
温まってもらいました。


毎年の事ですが、本当にこれだけ参加していただきありがたく思います。
地域のお寺として、大事にしていただいているということを感じます。
本当にありがとうございました。
2014-12-08 20:48:00

鳴らし物は難しい・・・

県内声明師会の研修会に参加しました。
今回の研修は、仏具の扱い方をもう一度基礎から学ぶこと。

毎回同じように使う仏具、特に今回は音を奏でる法器ですが、
その使い方、鳴らし方によっては感動を与えたり嫌な想いをさせる場合もあります。

だからこそ、一打一打が大事であり、日ごろからの修練や調整が大事になります。

改めて基礎から学びましたが、鳴らし方、リズム、位置、姿勢など

日頃の練習の積み重ねが大事ですよね。

 
2014-11-30 20:47:00

信徒青年会総会

29、30の両日、県信徒青年会の総会・研修会が佐世保地区にて開催。
今年で12回目を迎えるこの大会は、県内各地区を回り持ちで行っている
信徒青年の総会&研修会です。

今年は、佐世保市・大恵寺様を会場に総会・研修会
その後、場所を近隣のホテルに移し、懇親会を行いました。


研修では、県内教師2人による講話。
はじめに日蓮宗伝統の高座説教を行いました。
説教師の日蓮聖人に対する熱い想い、
法華経に対する信仰心を伝統的な高座で講話してもらい、
参加者にも、非常に好評でした。

次に、若手僧侶による講話。
日蓮宗青年会の活動紹介と、信徒青年とともに
寺院、日蓮宗をもりあげて行こうということを話しました。

法華経・お題目の縁で出会えた仲間との懇親会は、
僧俗一体となって盛り上がり、
あっという間に時が経ちました。


途中、お馴染みの師匠の飛入り参加もあり、
その場は大爆笑(笑)


翌日は朝のお勤め、写経に始まり、
早岐地区近隣の観光や歴史、慰霊参拝を行いました。


初めて参加された方、また初回からずっと参加されている方など色々ですが、
この縁を通じて、よりお題目の縁を多くの方に伝えていただき、
我々も、そのために日夜の活動をより精力的に精進しないと・・・・と
感じた大会でした。

来年は大村地区の予定です。
宜しくお願いします。
2014-11-28 13:58:00

砂紋書けたかな?

近くの小学2年生が、先日の職場体験?のお礼にと
境内や本堂の掃除のお手伝いをしたいということで、
お寺に来てくれました。

みんなが興味を持ったのは、境内の砂紋。
ただ単に。これをやりたかったのかもしれませんが・・・


一通り砂門の説明と書き方を教えて、みんなに書いてもらいました。
案外、まっすぐ書くのが難しいんですよ。



波線や〇、いろんな模様の砂紋ができ、
満足した表情が印象的でした。


残念ながら、砂門は雨が降ると崩れてしまします。
またいつでも書きに来てね!
2014-11-12 20:50:00

小学校での落語会

母校・飯野小学校で落語会が開催されました。

噺家は、立川志遊師匠。故談志師匠のお弟子さんです。

昨年、当山のお会式に来ていただいたのですが、
今年は予定が合わず、せっかくのなので学校に打診したところ、
今回の落語会となりました。

子供にとっても、先生にとっても生の落語は初めてだったようで、興味津々。
まずは、落語で使う道具の説明から・・・

扇子などを使って、実際に物はないけど、その雰囲気・場面を想像させるのが落語。
師匠:これは何でしょう?
児童:タオル!
師匠:これは、「手ぬぐい」っていうんだよ。じゃぁ、これは何を食べてるところかな?
児童:ラーメン!!
師匠:これは、「そば」を食べてるところ。

今の子供たちは、蕎麦や手ぬぐいって言葉が出てこないんだ(^_^;)って驚きました。

実際にそばを食べる仕草の練習をみんなでしたり、
最後には「寿限無」を一席していただき、
あっという間の時間でした。

子供たちにとって、貴重な経験だったと思います。

言葉、仕草で想像力を働かせ、その場面を連想させる。
特に子供たちを惹きつける話術、巧みな仕草は
こちらも勉強になりました。