副住職日記

2013-07-08 16:49:00

島原の伝統

 梅雨の雨もどこへやら。日曜日は快晴となりました。
今日は小学校の行事で石干見(すくい)体験・海岸清掃。

すくいとは、有明海で伝統に行われてきた漁法で、海岸に志垣を組んで囲いを作り、潮の満ち引きを利用して、囲いの中に入った魚を取る伝統漁法です。子供、保護者、地域の方と一体となった取り組みで、初めて参加しました。



囲いの中にはフカ(キャナメ)やタコなど。子供たちは大はしゃぎしながら、魚を捕っていました。少し濡れれば後は一緒。ほとんどの子が、海水浴同然に海に入り、魚捕りも忘れ、遊んでいました。


また海岸清掃も一緒に行いましたが、短時間ですごいゴミの量。海をきれいにするのも汚すのも「人の心」次第。まずは、この心掛けが、「宝の海」再生の第一歩だと思います。

今回は、子供が通う飯野小だけではなく、布津小との合同企画。PTA役員ということもあり、
準備・お手伝いからの参加でしたが、子供たちも普段とは違って多くの仲間と触れ合うことで
刺激になったことと思います。

午後からは捕った魚を料理したり、そうめん流しを行いました。


この7月7日は「そうめんの日」らしく、全国2位の「そうめん生産量」を誇る南島原市としては、地域の特産として、子供達にも伝承してもらいたいものです。

それにしてもよくだべる。用意したソーメンは約25キロ。参加者は保護者含め180名。ソーメンを茹でるのが間に合わず、流しても流しても、全然足りませんでした。

自分たちが捕った新鮮な魚を食べ、地域特産のソーメンを食べ、賑やかな一日でしたが、
この伝統を伝えて、残していくこと。そのために、自然や海を守り、食文化や地域、ひいては地球を守ることに繋がるんだろうと思います。

全ては、心がけ次第。