副住職日記

2015-06-06 22:48:00

信行会 ~ミニ団参~

毎月の信行会。今月は久々に所外研修としました。
今回参りしたのは、南串山・日誠寺様、小浜町・一妙寺様。

先ず日誠寺様。こちらの副住職とは同じ年で、
小学校からの知り合いです。
お勤めと御住職からのお話を聞き、その後は質問タイム。

普段疑問に思っていること、自分の感じていることを
参加者がお話しし、それに答えられるスタイルでした。
始めは緊張していた参加者も、一人話し出せば、次から次に・・・あっという間に

予定の時間となったので、次の一妙寺様へ。

こちらは親戚関係があるお寺です。

建物の外観はふつう想像しているお寺とは違います。
海のそばに立つ寺院で、こども園や社会福祉活動も行われています。
こちらでも、おつとめ、そして御住職からユーモアあふれるお話を…
参加者が笑いが絶えないお参りになりました。


最後にお楽しみの夕食会。
今回は小浜にある「蒸し窯や」さんに。

自分で材料を務して食べることができる「蒸し釜」や海のそばならではの海の幸が一杯です。

今回は海の幸にしましたが、次回来るときには、蒸し釜を使った料理を食べたいですね。

たまには違うお寺にお参りすることも、いろんな発見につながります。
今回好評だったので、次回はまた違う寺院にお参りに行きたいと思います。

日誠寺様、一妙寺様お世話になりました。
今度は、是非妙法寺にもお越しください。
2015-06-03 23:52:00

丸24年が経ちました

午前中、県寺庭婦人会が島原で開催されたので、そのお手伝いに。


この6月3日は、島原にとって忘れられない日
今から24年前、普賢岳火砕流によって、43名の方が犠牲になった日です。
殉難者の慰霊をこめて、法要・回向が行われました。

法要後、午後からの予定があったので、一足お先に帰りましたが、
その道中、多くの方が犠牲になった、定点と呼ばれる場所へ向かいました。

すでに、お参りの方もいらっしゃり、生花も供えてありました。

その中で、読経・ご回向しましたが、普賢岳の方を見上げると、
暑い雲で頂上は見えず。
逆に、災害当日もこんな天気だったよな・・・と当時を思い出しました。
晴れてたらこんな感じです。


自分は高校2年生。この日を境に、通っていて高校とは別の高校の1室で特別授業となったり
夏休みが1月早く始まったり、通学に船で通うようになったりと、高校生活は
大きく変わりました。
あとになって思えば、それも忘れられない思い出ですが。

年月が経つと、その記憶も薄れていくのが世の常です。
しっかりと次世代に伝えなければならないことは伝えなければならないと思います。
2015-06-01 13:53:00

紫陽花ロード

数年前から地区の皆さんが栽培、管理している飯野アジサイロード。


綺麗な色のアジサイが咲き乱れています。


毎年100株ほど植え込むのですが、
これは住職が前年から差し芽した苗を提供しています。

品種も色々ですよ。

雨上がりは一段ときれいかも・・・・

是非一度、ご覧下さい。
くれぐれも、アジサイは切ったり、折ったりしないでくださいね。
2015-05-30 23:19:00

先代上人 1周忌

昨日まで天気だったのに、今日に限って雨。
足元悪い中、夕方からでしたが、
1周忌法要に多くの方が、お参りいただきました。
有難かったですね。

年忌の折には卒塔婆を建てますが、
今回は3世代でそれぞれ書いてみました。


昨日届いた太鼓も、奉納太鼓となり
息子がたたき、皆さんと一緒にお題目を唱えました。


1年経ちますが、改めてその存在の偉大さに気づかされます。


「あえて姿を消す」
お経にはお釈迦様がこのように説かれています。
いつまでもその姿が見えていたならば、つい甘えてしまう。
ホントにそうだと思います。
遺ったものがしっかり生きていくための方便でもあります。

供養はもちろんですが、今生きる意味を噛みしめて
祖父の意思を継いでいこうと思います。
いつまでも・・・
2015-05-29 17:21:00

法要準備

明日は祖父の1周忌法要。
早いもので、丸一年経とうとしています。
その準備に取り掛かりましたが、

祖父の兄弟が多く、親族が多いので、
けっこうな人数です。


この日に合わせ、大太鼓が届きました。
熱心な方からの奉納ですが、せっかくならと
1周忌で初打ち、奉納をしたいと考えていましたが、
何とか間に合いました。

これから先も、太鼓の音色、お題目の声が
ずっと響き渡るようにこちらも修行の毎日です。