副住職日記

2015-03-22 23:17:00

早いもので・・卒園式

長女の幼稚園卒園式に参加。
1歳の頃から通っていたので、長い間本当にお世話になりました。

身体も大きくなり、ずいぶんとお姉ちゃんになった気がします。
残念ながらお友達とは小学校がみんなバラバラなので
淋しい気はしますが、友達はずっと友達。
仲よくしてもらいたいものです。

一年間休まず登園したので、賞状いただきました(^_^;)
午後からは当山の彼岸会法要
夜は謝恩会と多忙なスケジュールでしたが、
充実した一日でした。
2015-03-21 23:04:00

彼岸・施餓鬼法要&開眼法要

春分の日。暖かい1日となりました。

ご案内の通り、今日は彼岸法要とともに歴代上人廟の開眼法要を行いました。

卒業式シーズンでもあり、様々な行事も重なってか、残念ながらいつもより参詣者は少なめ。
そんな中でも、住職・弟・息子ともども4人でのお勤め。


そして、今回完成した歴代上人のお墓の開眼法要。

当山は明治18年に始まり、約130年になります。
その間、法灯を守っていただいたお上人、昨年遷化した先代住職(祖父)のお墓です。



檀信徒とともにお参りし、その後境内で餅まき。
この辺りでは習慣でお墓建立の際に餅まきをします。
家の上棟式と同じような感じです。


誕生餅から49日餅まで、人生の節目には餅が存在します。

お彼岸には先祖をしのび、お墓詣りをされる光景が浮かびますが、
それと同時に、今の自分を見つめ、仏道修行に精進する機会です。
仏道修行といっても特別なことではなく、ごく当たり前の日常生活の中に
育まれるものがあります。
そこに気づかせてもらうのが修行です。

お彼岸に開眼法要を行った意味も踏まえ
これからも、この法灯を絶やさぬように守り続けるのが我々の役目ですね。
2015-03-21 11:10:00

会者定離  会うものは離れる定めなり

昨夜は小学校の育友会合同送別会。
今年で飯野小育友会を卒業される保護者と離任される先生方との送別会でした。

今年は13名中、なんと8名の方が離任されます。
学校はどうなるんだろうと心配もありますが、
新しく赴任される先生方とともに、伝統と新しい風とととに素晴らしい
飯野小学校にしていきたいものです。

先生方のあいさつの中で、印象に残ったことがありました。
それは、教師も親も子供たちに育てられているという話。

怒る・叱るというのは最終手段であって、ほかに何か方法がなかったのかと常に考えているという先生。
授業を録音し、通勤中に車で聞きながら自らの教え方を反省していたという先生。

知らないところで、子どもたちの為、学校のために努力を惜しまずに
行動されていた先生方には感激しました。

なにより、保護者にとっても子供から教わること、気付かされることは
多々あることを考えさせられ、これからの子育てにヒントとなること満載でした。

またどこかで縁があり、再会できることを信じての送別会となりました。

この話、いつか法話に使わせていただきますm(__)m
今日はこれから彼岸法要です。

 
2015-03-11 17:40:00

丸4年を迎えて・・・

東日本大震災から丸4年を迎えました。
あの時、テレビで見た津波中継映像はいまだ忘れられません。

その後、ボランティアや1周忌法要の手伝いとして陸前高田市や大槌町などに
行きましたが、いてもたってもいられない思い、
皆さんの中にもいろんな思いがあったかと思います。

私たちは時が経つとおろそかになったり、いつの間にか忘れてしまいがち。
その意味も込めて、当山では写経会を開催しました。

人数は少なかったですが、地震発生の2時46分に合わせ、
太鼓をたたき、殉難者慰霊供養を行いました。


「億持不忘」
記憶にとどめて忘れない。そして、次世代へ伝えていくことが役目だと思います。

今回の写経は、7月に熊本・本妙寺様に納経いたします。
ご希望の方は、それまでに写経していただければ、一緒にお持ちいたします。
写経用紙は、当山までお問い合わせください。

 
2015-03-07 22:47:42

仏前結婚式を行いました

天気が心配された中、どうにか持ちこたえ、
仏前結婚式が行われました。
新郎・新婦とも福岡の方です。新郎の実家が近所でもあり、
当山での結婚式となりました。

誓いの言葉や指輪交換はもちろん
念珠授与や允許証(この場で結婚式を行った証)、
夫婦の契りを結ぶ「三三九度 盃礼の儀」など
お寺ならではの結婚式です。



末永くお幸せに・・・・・