副住職日記

2021-06-03 20:40:00

30年の節目を迎えて

普賢岳大火砕流災害から30年が経ちました。

お昼頃、毎年、この日だけ立ち入りが許可される「定点」へ行き、

お勤めを行いました。

今年は後世へ語り継ぐように、定点周辺が整地され

モニュメントも建てられました。

30年の節目ということもあり、現地には

遺族、報道関係者など、例年以上に車も人も多かったです。

 

さて、午後3時半からは島原地区有志の僧侶と一緒に

自坊でお勤めを行いました。

災害が起きた4時8分のサイレンにあわせ、黙祷・唱題を行い

慰霊・復興祈願を行いました。

 

高校生だったあの日から30年。

災害は忘れたことろにやってきます。

いつ何処で何が起こるかわからないので、

普段から準備、計画などを頭に入れておかないと

いけないですね。