副住職日記
思ったよりもひどかった 油断大敵
天気予報でご存知とは思いますが、
台風が直撃しています。
この時期だから大丈夫だろうと、
天気予報の風向きを参考に雨戸を閉めていましたが、
思ったより、雨風強く 暴風雨の中 急きょ戸締りに。
流石に2階は風が強く、怖かったです。
何とか閉めたものの、境内を見ると
外に置きっぱなしだった「空き缶入れ」が散乱し
境内は大変なことになっていました(>_<)。
時間的にはすぐに収まり、被害もありませんでしたが、
何事も備えあれば憂いなし・・・と
実感しました。
今月の信行会
毎月恒例の信行会を開催しました。
ジメジメした気候の中に、
13名の方が参加されました。
3月に導入したエアコンが活躍中。
除湿機能も高く、快適です。
いつものようにお勤め、法話、和讃練習
茶話会を行いました。
今年で17年目。通算200回目も間近です。
継続は力なり。
メンバーも入れ替わりありますが、
熱心にお参りいただき、本当にありがたいものです。
体験学習
布津小学校PTAとの合同企画、石干見(すくい)活動・海岸清掃に参加しました。
毎年この時期に行われている活動で、ふるさとの海をきれいにし、環境を守る意識を育てることと、
有明海の干満の差を利用した「すくい」と呼ばれる囲い漁を体験し、地域の伝統や特色に
学ぶことを目的としています。
梅雨の時期なので、毎年天候が怪しいのですが、
今年は心配された雨も上がり、全ての活動を行うことができました。
海岸に行くと、かなりのごみが散乱していました。
割れたガラスの破片もあり、危ないですよね。
親子で約150人程度の参加があったので、
かなりの量のごみを集めることができました。
スクイでは、タコやフカ、天然のウニ(笑)もいて、
皆ではしゃいでましたよ。
最後は捕った魚を調理して、みんなで頂きました。
また、南島原市特産のソーメンでソーメン流しをしました。
用意した約20キロのソーメンも、あっという間になくなりました。
子どもたちも喜んでくれてましたが、
次世代に、この自然豊かな環境をバトンタッチするのも私たち世代の役目。
日頃の取り組み、意識が大切だと感じました。
真実とは・・・
先日の地区会議の際、先輩から紹介された
自主上映会の参加の為、諫早へ。
今回開催されたのは、「BE FREE」という、
原爆の残り火をパレスチナへ届けるという
ドキュメンタリー映画です。
世界各地で紛争が絶えませんが、
イスラエル・パレスチナも同様。
ニュースで聞く程度でしたが、
映画を見て、現地で生活している人たちの様子、
想いが伝わってきます。
誰も、好き好んで戦争はしたくないはず。
結局は1人1人の思いがこの世界を動かしているのに、
戦争するために宗教を悪用しているように思えます。
無知、無関心、対岸の火事と思っていることが、変な思い込みをする始まりかもしれません。
国や人種が違う人たちが、文化やそれぞれを尊重しあう世の中へ。
そうなるべく日々精進しようと思います。
上映後に対談会が行われる予定でしたが、
映画監督が長崎空港閉鎖の影響で、間に合わなかったため
実際に活動されてきたアースキャラバンの呼びかけ人でもある
遠藤上人の講演がありました。
ネットや情報が氾濫するこの社会だからこそ、何が真実か、その真実を見ることが
大切という話や、現代版の「刀狩り」をして、武器・兵器を無くしてしまえばいいのに
というお話が印象的でした。
修養道場打ち合わせ
7月に開催される修養道場の打ち合わせを行いました。
今回は地区会議と合わせての会議だったのですが、
人数が集まると、いろんなアイデアが出てきます。
より楽しく、より充実したプログラムになるよう
準備していきます。
ちなみに、今の所事務局で把握している参加者は22名です。