副住職日記
今年の出来は・・・・
今年も「ころたん」栽培にチャレンジしています。
昨年は病気が入り、全滅だったので、今年はちょっと早めの時期から
栽培しています。
実が着き、網目模様が入り始めたので、
いつものようにお絵かきコロタン。
子どもたちが手伝ってくれました。
今の所、4株に16個なってます(^_^;)
収穫は7月中旬になりそうです。
このまま順調に育てばいいのですが…
やる気があるか ~教化研究会議~
九州教区教化研究会議に出席しました。
今年は長崎県が当番でしたので、スタッフとして、企画・運営から
携わりました。
宗教離れが言われて長くたちますが、
信仰だけでなく、お寺離れ、お墓問題など、
様々な事情がある中で、僧侶、寺院の本来の役目・目的を
もう一度見直してもらい、どう行動すべきかきっかけにしてほしいと
今回の研修の目的としました。
そのために、講演会、分科会を開催し、実際に取り組んでいらっしゃる
寺院をモデルに研修していただきました。
やはり、僧侶・寺院側の姿勢、やる気一番の根本だと思います。
そして、「行学は信心より起こる」に尽きると思います。
2日間の研修・講演でしたが、
それぞれにヒントを得て、教化活動に励んでもらえれば
その時に今回の研修の成果が出るんではないでしょうか?
紫陽花ロード
以前からこのブログで紹介していましたが、国道から飯野小までの道路脇に
紫陽花が植栽されています。
これは、妙法寺の住職はじめ、近隣地域の方で
紫陽花を差し芽し、育てて植えたものです。
もう、5年以上なりますが、毎年150本ほど植えて増え続け、
現在では色とりどりの紫陽花ロードとなっています。
雨が降ればもっと鮮やかになるんでしょうが…
今が見ごろです。
27回忌法要
今日、6月3日は雲仙・普賢岳火砕流災害が起こった日。
26年前、地元消防団や報道関係者、火山学者、タクシー運転手など
43名の方が火砕流で亡くなられました。
毎年普賢会でお勤めをしていますが、
今年は27回ということもあり、
「島原市仏教会」主催で現地にて27回忌法要が開催されました。
妙法寺でも檀家さんお二人の方が犠牲となられました。
そのお二人は夫婦ですが、まだ見つかっていません。
タバコ収穫に出られたまま、火砕流に巻き込まれたそうです。
市内寺院だけでなく、檀家さんが犠牲になられた近隣寺院も案内を受け
住職の代わりに私が参列させていただきました。
当時撮影が行われていた通称「定点」は慰霊碑のある場所より
上流になり、普賢岳に近い場所になります。
慰霊碑の場所でもかなり近く感じられますが…
法要には、市長はじめ、ご遺族、各団体関係者など
約120人が参列し、火砕流が発生した午後4時8分のサイレンに合わせ黙祷。
多くの方と一緒に手を合わせ、ご冥福を祈りました。
当時私は高校生。それ以降、学校生活は大きく変わり、
船で通ったり、火山灰の中を登校したり、
今となっては思い出ですが、貴重な経験でした。
あれから26年。国内外で様々な災害が起きていますが、
これからも当時を忘れずに行きたいと思います。
教区修法師会大会で熊本へ
教区の修法師大会が熊本市内で開催されました。
昨年は長崎が当番だったので、バタバタしていましたが、
1年は早いものですね。
まず、本妙寺様で熊本地震殉難者の供養法要と
早期復興祈願法要を行いました。
100名の修法師と行うご祈祷は
やっぱり壮観ですね。
1年が経過したとはいえ、
その傷跡はまだ至る所に残っています。
風化して忘れ去られるのが一番怖いですね。
夜は懇親会でしたが、
九州各地で活躍されている先輩、後輩との話は
本当に刺激を受けます。
また明日から頑張りましょう。