副住職日記
今だから出来ること
学校が休校になり、家で過ごす時間が多い子どもたち。
何か出来ないかなと考えていましたが、
月回りでお経に行く途中、畑作業を手伝っている?子どもたちを目にしました。
そこで、色んな檀家さん宅でも聞いてみると、
ちょうど苗植えで忙しい時期だし、
家に子どもたちだけでも心配なので
手伝いをさせている・・・・と。
今までやったことないから、子どもたちも楽しんでやっているそうで。
なるほど・・・。
ちょうど、妙法寺菜園も種まきの時期だったので、
手伝ってもらいました。
トウモロコシ、キャベツ、ダイコン、人参の種をまき、
母の日用のヒマワリを植えました。
少しの時間でしたが、
気分転換といい体験になったかなと思います。
延期のおしらせ
今月22日に予定していた「うまれる」上映会ですが、
コロナウイルスによる様々な自粛活動に伴い、
今回は延期することになりました。
彼岸の案内と共に発送予定だったので、
まだお知らせは何処にもしていませんでした。
イベント情報誌には掲載予定でしたが、
こちらもキャンセル。
しばらく様子を見て落ち着いたら
行いたいと思います。
※彼岸法要は、時間短縮、消毒・換気の徹底、
マスクのお願いをしながら行う予定です。
これまでの継続の証
昨年度、飯野小学校育友会が、
優良PTA文部科学大臣賞を受賞しました。
これはこれまでの長年の育友会活動の賜であり、
現会員だけではなく、先生方や地域の皆さんの
協力があってからこそ、頂いた表彰だと思います。
そこで、現会員だけでなく、歴代会長、歴代校長にご案内し
報告会・祝賀会を計画しました。
報告会は体育館で行い、祝賀会は地域一緒になって
飯野小学校発祥の地である原亭敷地で開催させて頂きました。
これまでの様々な活動報告、
当時の苦労話や、どういう想いで行っていたか、
様々な思い出話があり、賑やかな会となりました。
先輩方や校長先生と話す中で、
現在とは変わった点もありましたが、
子どもたちの成長を思う気持ちは同じであり、
始まったきっかけなど効くことができ、
とても有意義な会となりました。
有意義な一年を・・・
毎年恒例の節分会です。
午後から、国見町・長国寺様の節分会のお手伝いへ。
水行で身を清め、お勤め、ご祈祷、豆まき、福引きを行いました。
天気も良く、多くの檀信徒さんがお参りに来られ、
お寺で炒った沢山の豆で、豆まきをし賑わいました。
夜は当山の節分会。
暗い中に、子ども含め多くの家族連れ、地域の方にご参加いただきました。
今年は160人を越える方が参加され、お堂は一杯でしたよ。
お勤め、豆まき、福引きを行いました。
豆は年男・年女の方20名。
お堂を暗くして、かけ声と共に、寒い暗闇の外へ
鬼を追い出しました。
その後はお待ちかねの福引き。
自分の力で引き寄せるという意味を込めて、各自で引いてもらいました。
何が当たるかはその人次第。
色んな声が聞こえて楽しい時間でした。
地元のCATVも取材に来ており、
近々放映されるそうです。(2月6日放送予定だそうです)
賑やかな時間でしたが、反省すべき点も多々ありました。
節分について話しましたが、
これだけの人数になると、どうしてもざわついてしまいます。
そこで、皆さんの周りには鬼がいます。
人の話を聞かない鬼、豆を撒くのを妨げる鬼(邪魔)、
人の物を横取りする鬼(餓鬼)などなど、
そういう話をすると、思い当たる節があるのか
一度は静かになります。
はじめから色々説明しておけば良かったのですが、
こちらの準備不足でした(>o<)
何はともあれ、病気・災害などの外面の鬼、悪口・邪魔・餓鬼などの内面の鬼
これらの鬼退治をしたのですから、
これから一年が皆さんにとって素晴らしい一年になるように願うばかりです。
節分会のご案内
妙法寺では毎年2月3日に節分会を開催しています。
節分は立春の前日であり、暦の上では立春が1年の始まりです。
また、季節の変わり目は様々な変化があり、
気候、体調の変化が出やすい時期でもあります。
新しい年の始まり、「節目」に新たな気持ちで迎える意味もあります。
魔(鬼)はその隙(節)から入ってくるものと考えられていました。
現代では気の緩みや慢心が「心の隙」にあたります。
心一つ、気持ち一つで色々と変わるものです。
福豆を撒いて、鬼(魔)を滅しましょう。
当山では、ろうそくの明かりのみで豆まきします。
日 時:2月3日(月) 午後7時30分より
※お勤め、ご祈祷の後、豆まきをします。
その後に福引きもあります。
※過年度の節分会の様子です↓
※妙法寺そばの「わがまま亭」駐車場が臨時駐車場になっていますので
ご利用ください。ただ駐車スペースに限りがありますので、できるだけ乗り合わせてお越し下さい。
夜間で寒く、風邪を引きやすい時期でもありますので、
暖かい格好でお越しくださいね。