副住職日記
紫陽花ロード
以前からこのブログで紹介していましたが、国道から飯野小までの道路脇に
紫陽花が植栽されています。
これは、妙法寺の住職はじめ、近隣地域の方で
紫陽花を差し芽し、育てて植えたものです。
もう、5年以上なりますが、毎年150本ほど植えて増え続け、
現在では色とりどりの紫陽花ロードとなっています。
雨が降ればもっと鮮やかになるんでしょうが…
今が見ごろです。
27回忌法要
今日、6月3日は雲仙・普賢岳火砕流災害が起こった日。
26年前、地元消防団や報道関係者、火山学者、タクシー運転手など
43名の方が火砕流で亡くなられました。
毎年普賢会でお勤めをしていますが、
今年は27回ということもあり、
「島原市仏教会」主催で現地にて27回忌法要が開催されました。
妙法寺でも檀家さんお二人の方が犠牲となられました。
そのお二人は夫婦ですが、まだ見つかっていません。
タバコ収穫に出られたまま、火砕流に巻き込まれたそうです。
市内寺院だけでなく、檀家さんが犠牲になられた近隣寺院も案内を受け
住職の代わりに私が参列させていただきました。
当時撮影が行われていた通称「定点」は慰霊碑のある場所より
上流になり、普賢岳に近い場所になります。
慰霊碑の場所でもかなり近く感じられますが…
法要には、市長はじめ、ご遺族、各団体関係者など
約120人が参列し、火砕流が発生した午後4時8分のサイレンに合わせ黙祷。
多くの方と一緒に手を合わせ、ご冥福を祈りました。
当時私は高校生。それ以降、学校生活は大きく変わり、
船で通ったり、火山灰の中を登校したり、
今となっては思い出ですが、貴重な経験でした。
あれから26年。国内外で様々な災害が起きていますが、
これからも当時を忘れずに行きたいと思います。
実りの秋
市内で開催された「南島原FoodExpo」に行ってきました。
南島原の特産品はもちろん、和太鼓演奏、マジックショーなど
様々なイベントが行われていました。
午前中は法務があり、午後からの参加でしたが、
物産販売のブースなどは多くの人が集まり、
大盛況でした。
いよいよ実りの秋。
お寺の菜園も、収穫できるものが出てきました。
イノシシなどにやられないように、早めに収穫しようと思います(笑)
子どもたちは天気が良かったので「チリンチリンアイス」
どこ行っても一緒だね。
夏祭りの始まり
口之津で開催されたマリンフェスタに行ってきました。
今回は、フラダンスを習っている娘たちが
ステージに登場するので応援も兼ねての参加。
初めてで、ちゃんと踊れるか心配しましたが、
大勢の観客の前でもしっかり踊ってくれました。
たいしたものです。
せっかくなので、花火大会まで見て帰ることに。
夜空に輝く花火、夏の風物詩を見ることができ
子どもたちも満足。
帰りの車内は爆睡でしたが…・
いよいよ3日後に修養道場が始まります。
しっかり準備しないとね。
続くものですね(*_*)
先週に続き、小浜町一妙寺の院首様がご遷化されました。
うちと親戚になることもあり
通夜、本葬儀とお手伝いさせていただきました。
幼稚園、保育園、老人ホームなども設立され、
常に笑顔の素敵なお上人でした。
「人の話を聞くときは、相手の目をみましょう」とよくおっしゃられてました。
甘いものが好きで、特にスイカが好物だったので、
お供えさせていただきました。
棺に入られた表情も、笑ってらっしゃるようでした。
お別れは淋しいですが、その遺志を受け継いでいきたいと思います。