副住職日記
伝道企画会議
今月というか今週は出張?が多い(*_*)
今度は宗務院本部の方々と九州教区との会議です。
地方の意見を集約し、わざわざ宗務院から出向いて
九州からの声を反映していただく大事な機会です。
今回は長崎で開催されたので、移動が少し楽な反面、
準備その他担当だったので、かなりバタバタしていました。
さて肝心の会議は、普段想っていることを
宗門のお偉い様方に申しあげたのですが・・・
話は熱くなり予定の時間をオーバーして議論されました。
皆さんそれぞれに考えていることは同じであり、
宗門として、組織で同じ方向を向いて活動することが
大きなエネルギーになります。
そういう意味でも、意見交換は大事な時間だったと思います。
あとは、どれだけ活動するか・・・・ですね。
最後に長崎県宗務所で行った熊本地震被災地復興募金活動に寄せられた浄財を
義援金として謹呈いたしました。
教区 教研会議に参加
九州教区の教研会議に参加しました。
今年は佐賀で行われ、九州各地より約100名もの方が
集まり、教化伝道に関する問題に、様々な分科会を設け
検討されました。
ネットやバーチャルが氾濫する現代。寺院にとっても
ネットで法事を申込、派遣する時代です。
寺院、僧侶の役割に関わる本質的な問題です。
伝えるべきこと、残すべきことを考えながら、
現代に応じた対応が求められています。
3回忌法要
早いもので、師匠であり、先代住職であり、祖父でもある
一浄院日示上人の三回忌法要が営まれました。
ちょうど祥月命日に辺り、当時の事を思い出しながら、
親子3代でお勤めしました。
熊本市内にいる親族も、地震の影響がある中、
お参りしていただき、また、現地の話などを聞くことができました。
早いもので、3回忌。
時間はあっという間に経ってしまいます。
祖父が残したもの、伝えたかったこと、
色々考えながら、これからも精進します。
25年目の節目
地域住民、地元消防団、タクシー運転手、報道関係者、火山学者など43名の方が亡くなられました。
妙法寺の檀家さんも、この時ご夫婦で亡くなられています。
葉タバコの収穫に行き、災害に会い、今でもお二人の御遺骨は発見されていません。
毎年、祥月命日にあたるこの日、当時取材の最前線だった「定点」にて、ご回向をしていますが、
今年も行ってきました。
ご遺族、関係者、報道陣の方も多くお参りされたいました。
一読し、ご回向を行い、その後
今年は25年目になる節目の年でしたので、
島原・護国寺様にて普賢会で読誦会を行いました。
本堂、そして三十番神堂には、多くの檀信徒の方もお参りいただき、
東日本はじめ、熊本地震災害殉難者の慰霊も一緒に行いました。
復興というのはすぐにはできませんが、
時間はあっという間に過ぎていきます。
あれから25年、当時の事を学び、後世に伝えることも大事なことだと感じます。
土の感触
今年は、5年生だけでの田植え活動でしたが、
ほとんどの子が初めての体験。
意外と、保護者も初めての方がほとんど。
お世話になる指導者の方に、手ほどきしていただきながら、
皆で田植えを行いました。
慣れてくると、楽しくなり、
作業自体も早くなります。
といっても、人数が少ないので、
田んぼ一面というわけにはいかず、一部をお借りしての
田植えです。
それでも、これだけで約90㌔の収穫が見込めるとか。
もちろん、管理や稲刈りまで、この後も作業がありますが、
秋の収穫が楽しみです。