副住職日記
卒業式①
長男の卒業式出席のため、中学校へ。
今年度も、先生・在校生・卒業生の保護者のみでの
式典です。
会場となる体育館は大きく距離を取ってあり、
窓も開けて、対策してありました。
このような状況での卒業式。
ある意味、思い出には残るでしょう。
あっという間の3年間。
次はまた違った仲間との高校生活の始まりです。
子供の成長は早いですね。
紅梅の季節
境内の紅梅が咲き出しました。
近寄ると、かすかに香りがします。
今日は日蓮大聖人のご生誕日。
花の香りのように
徳のあるところには、良い香りが漂い、
その香りに誘われて、人々が集まってくると言われています。
社会を形成するのは、私たち。
その1人1人の想い、行動の積み重ねが
いまある社会です。
日々精進です。
100日間 無事終了
昨年の11月1日から行っていた、
自坊での朝の水行。
2月10日で、無事100日間の修行期間を終えることが出来ました。
年末と1月9日の2回、桶の水に氷が張っていましたが、
今回は雨も少なく、己の罪障(垢・業)をお年、
身を清め、新たに生まれ変わるべく行いました。
聖胎自生という言葉があります。
全く別の所に聖なる者が生まれ変わるのではなく、
自らの中にいる仏様が生まれる・・仏となるという意味です。
仏様は、それぞれの中にいらっしゃいます。
鬼も自らの中にいます。
心持ちひとつです。
節分会の出仕
毎年行われている、雲仙市国見町・長国寺様の
節分祈祷会に出仕させて頂きました。
どの寺院様も行事はもちろん、普段から
感染対策を施し、
特に行事の時は気を遣います。
消毒、時間短縮、人数制限、換気、人との距離
制限ばかりですが、
そのなかで法要と水行をさせて頂きました。
いつもより参詣者も少なめで
豆まきではなく、参詣者に配布にするなど
形は変わっても、続けることの大切さを感じます。
※ちなみに妙法寺は、今年度節分会を中止しました。
来年は盛大に行いましょう!
大往生
この度、祖母が逝去しました。
約1年半前から、近隣の福祉施設でお世話になっていましたが、
段々と食事も通らなくなり、1月30日
96歳の生涯を終え、静かに旅立ちました。
コロナ禍で、面会も中々出来ず、
通夜、葬儀も感染を配慮しながら、
自坊で執り行いました。
私にとっては
子どもの頃の思い出が一番残っています。
いつも優しい祖母に甘えてばかりいました(^_^;)
こうして今の妙法寺、吉田家があるのは
祖父母が頑張ってきたおかげです。
簡単に比較することはおこがましいですが、
当時に比べれば、今の状況はもっと出来るはず。
そう、教えてくれている気がします。
近隣の身内だけのお見送りになってしまったのが
残念でなりません。