副住職日記
100日間 無事終了
昨年の11月1日から行っていた、
自坊での朝の水行。
2月10日で、無事100日間の修行期間を終えることが出来ました。
年末と1月9日の2回、桶の水に氷が張っていましたが、
今回は雨も少なく、己の罪障(垢・業)をお年、
身を清め、新たに生まれ変わるべく行いました。
聖胎自生という言葉があります。
全く別の所に聖なる者が生まれ変わるのではなく、
自らの中にいる仏様が生まれる・・仏となるという意味です。
仏様は、それぞれの中にいらっしゃいます。
鬼も自らの中にいます。
心持ちひとつです。
節分会の出仕
毎年行われている、雲仙市国見町・長国寺様の
節分祈祷会に出仕させて頂きました。
どの寺院様も行事はもちろん、普段から
感染対策を施し、
特に行事の時は気を遣います。
消毒、時間短縮、人数制限、換気、人との距離
制限ばかりですが、
そのなかで法要と水行をさせて頂きました。
いつもより参詣者も少なめで
豆まきではなく、参詣者に配布にするなど
形は変わっても、続けることの大切さを感じます。
※ちなみに妙法寺は、今年度節分会を中止しました。
来年は盛大に行いましょう!
鬼子母神大祭
本年の鬼子母神大祭ですが、予定通り開催しました。
コロナ禍ということで
例年、本堂内での受付、祈願をしていましたが
混雑を考え、消毒はもちろん
大広間を受付、堂内は一座当たりの人数を制限して密を回避し
法要数を多くして、待ち時間をできるだけ短くするなど
対策を施しての開催となりました。
また、開始時間を早めにしたこともあり
例年の混雑はありませんでしたが、
参詣数そのものが少なかったことは、致し方ありません。
それぞれの祈願、想いを受け取りながらのご祈祷、
コロナウイルス蔓延の早期終息、
例年以上に想いが詰まった祈祷会となりました。
一陽来復
今年も残りわずかとなりました。
年中コロナに振り回された感じがします。
魔は隙をついて入ってきます。
我々の心にも、どこか慢心があったのかもしれません。
しかしながら、過去の歴史には
現在よりももっと厳しい時期、状況があったと思います。
先人は一体どのように乗り越えてこられたのか?
その先人がいらっしゃったおかげで、現在の社会があります。
来年は丑年。日はまた昇ります。
知恵をしぼり、一歩一歩 歩んでいきましょう。
寒さ厳しい年越しになりそうです。
良いお年をお迎え下さい。
だいぶ慣れました
本堂正面の障子が、
どういうわけかいつも同じ所が破けます。
行事の後というわけでもなく、いつの間にか?です。
毎年この時期に張り替え。
今年も、業務用障子を購入。
60Mなので、張り甲斐があります。
今回は正面4面のみ。
他にも変えたいところはあるのですが、
外すことが出来なかったので、今回は断念です(>_<)
張り替えた時の真っ白さ。
気持ちいいですね。