副住職日記

2015-10-08 23:29:00

たとえ一粒の米も・・・・

小学校の稲刈りに参加しました。
以前は田んぼを借りて大々的にしていたそうですが、
ここ数年は、児童の減少もあり、
5年生のみ、学級園&バケツでの米作りです。

畳1畳ほどの学級園には、稲穂が頭を垂れていました。

児童たちは、指導の先生に従って、刈入れ、束ねて干す作業。
鎌を使うのが初めての子も多く、最初はぎこちない手つきで
見ている方が怖かったですが、段々慣れてきて
上手に「サクッ」と刈っていました。

手作りの案山子の側に干してます。


夜は町内の4年~6年生の通学合宿のお手伝い。
これは親元を離れ公民館に寝泊まりしながら学校に通います。
その間の炊事洗濯など生活に欠かせない活動は自分たちで行うというものです。
昨年も参加しましたが、今年も3泊4日の日程で開催されていて、
当番であるこの日にお手伝いに・・・・


夜に心を落ち着かせるため、最終日であるこの日に、正座の時間が設けてあり、
私が担当させていただきました。
普段は賑やかですが、静まり返った部屋で、心を落ち着かせ、
その後、少しだけ話をさせてもらいました。

普段からの感謝の気持ちと、自分の心がけ一つで
変わるんだということをテーマにしましたが、
真剣に聞いてくれてました。
あとは、明日以降、心に残っているかどうかです(笑)