副住職日記

2014-12-11 23:05:00

歴代上人の足跡を訪ねて・・・

教化センターの九州連絡会議の為、熊本・宗務所へ。

それまでしばらく時間が有ったので、
当山の歴代上人の事を調査に有縁の寺院を訪ねました。

当山は熊本の寺院と深い縁があります。
現在、歴代上人廟の工事を行っていることもあり、
これを機に歴代上人の事を少しでも調べて、次世代へ伝えようと思っています。

開山(お寺を開いた)上人は地元布津出身の塩田上人。熊本・本妙寺の住職をしたのち、
出身地に法華経のお寺がないので、建立されたのが当山です。
第2世はその弟子の八尋上人。今回はこの八尋上人の足跡を主に辿りました。

記録が残っている妙心院。第23世の住職になられており、お上人のお墓がありました。

御住職とお話しすることができ、その中で見せていただいたのは
八尋上人が書き残された記録簿。

お寺の事やご自身の事を事細かに書かれていました。
本当にまめで、几帳面なお上人だったんだなと感じます。
そのおかげで、色々を発見がありました。

こうして、後世へ残す、伝えることの大切さをつくづく感じました。
明日は、同じく住職をされた人吉・林鹿寺に行く予定です。