副住職日記
2014-03-08 14:25:16
佐渡での研修 ~2日目~
2日目の日程は起床後から始まりました。
朝食前に、御遺文拝読。せっかく佐渡まで来たので、この地で、述作された遺文の勉強を・・・・
さて、明日(3日目)が暴風雪の予報なので、できるだけ今日中に霊跡を廻ることとなりました。
先ずは、宿泊したホテルから5分とかからない場所にある、両津港近くの妙法寺。
次に、根本寺。日蓮聖人が佐渡に流罪された後、現在の根本寺がある、この「塚原」という場所にて配所の生活を始められ、
翌年(文永9年 1272)まで、留まられた場所です。その間に『開目抄』などを述作されています。
続いて、訪れたのは妙照寺。塚原での生活の後、赦免されるまで過ごされたのが「一谷(いちのさわ)」という所。
この地で、『観心本尊抄』を述作され、大曼荼羅御本尊を始顕されたのです。早朝に拝読した『観心本尊抄』 実際に述作された地に立ち、灌漑深いものがありました。
昼食前に立ち寄った佐渡歴史伝説館。
日蓮聖人を始め、佐渡流罪となった順徳天皇、世阿弥などの流罪の歴史や伝説を、等身大ロボットによって紹介する体験型ミュージアムです。
ちなみに、此処の売店であのジェンキンスさんにも会えるそうです!(冬場は自宅にて充電中とのこと)
午後からは、まず妙宣寺へ。広さもさることながら、手入れの行き届いた境内や伽藍の大きさに圧倒された。
ここは、佐渡で日蓮聖人に帰依された阿仏房夫妻の住居を寺にしたのが始まりです。聖人が在島中、夫妻は夜中人目をしのび
食料をとどけられました。日蓮聖人が赦免され身延に帰られてからも、阿仏房は三度も身延の山を登詣して御給仕を尽くし、
大聖人は阿仏房の願いを入れてお弟子となし、日得の名を与え、妻に千日尼の名を与えられました。この阿仏房が
亡くなったあと、子の盛綱はその遺骨をもって身延に登り、日蓮聖人のご草庵の傍らに墓をつくったのでした。
今の身延の御廟所の横に阿仏房のお墓があります。
同じく佐渡で帰依された国府入道邸の跡に建立された、世尊寺。
そして、中興入道が草庵を立て大聖人を迎えられた「御井戸庵」などを参拝。
また佐渡の伝統文化を伝える、各地に建立された「能楽堂」などを見学。
ちなみに今回訪れた能楽堂は、神社の境内に建立されていました。
この他にも、聖人に関する多くの霊跡がありますが、時間の都合上すべてを廻ることはできませんでした。
しかしながら丸一日御霊跡を廻り、日蓮聖人の佐渡での御生活に少し触れた気がします。
明日は最終日。天候も怪しく、無事帰れるか心配です。
朝食前に、御遺文拝読。せっかく佐渡まで来たので、この地で、述作された遺文の勉強を・・・・
さて、明日(3日目)が暴風雪の予報なので、できるだけ今日中に霊跡を廻ることとなりました。
先ずは、宿泊したホテルから5分とかからない場所にある、両津港近くの妙法寺。
次に、根本寺。日蓮聖人が佐渡に流罪された後、現在の根本寺がある、この「塚原」という場所にて配所の生活を始められ、
翌年(文永9年 1272)まで、留まられた場所です。その間に『開目抄』などを述作されています。
続いて、訪れたのは妙照寺。塚原での生活の後、赦免されるまで過ごされたのが「一谷(いちのさわ)」という所。
この地で、『観心本尊抄』を述作され、大曼荼羅御本尊を始顕されたのです。早朝に拝読した『観心本尊抄』 実際に述作された地に立ち、灌漑深いものがありました。
昼食前に立ち寄った佐渡歴史伝説館。
日蓮聖人を始め、佐渡流罪となった順徳天皇、世阿弥などの流罪の歴史や伝説を、等身大ロボットによって紹介する体験型ミュージアムです。
ちなみに、此処の売店であのジェンキンスさんにも会えるそうです!(冬場は自宅にて充電中とのこと)
午後からは、まず妙宣寺へ。広さもさることながら、手入れの行き届いた境内や伽藍の大きさに圧倒された。
ここは、佐渡で日蓮聖人に帰依された阿仏房夫妻の住居を寺にしたのが始まりです。聖人が在島中、夫妻は夜中人目をしのび
食料をとどけられました。日蓮聖人が赦免され身延に帰られてからも、阿仏房は三度も身延の山を登詣して御給仕を尽くし、
大聖人は阿仏房の願いを入れてお弟子となし、日得の名を与え、妻に千日尼の名を与えられました。この阿仏房が
亡くなったあと、子の盛綱はその遺骨をもって身延に登り、日蓮聖人のご草庵の傍らに墓をつくったのでした。
今の身延の御廟所の横に阿仏房のお墓があります。
同じく佐渡で帰依された国府入道邸の跡に建立された、世尊寺。
そして、中興入道が草庵を立て大聖人を迎えられた「御井戸庵」などを参拝。
また佐渡の伝統文化を伝える、各地に建立された「能楽堂」などを見学。
ちなみに今回訪れた能楽堂は、神社の境内に建立されていました。
この他にも、聖人に関する多くの霊跡がありますが、時間の都合上すべてを廻ることはできませんでした。
しかしながら丸一日御霊跡を廻り、日蓮聖人の佐渡での御生活に少し触れた気がします。
明日は最終日。天候も怪しく、無事帰れるか心配です。