副住職日記
2014-01-17 22:05:00
蘇る日本の神々 ~三十番神大祭~
島原市寺町の護国寺で16日、新春恒例の三十番神大祭が営まれ、僧侶12名が出座してお勤め・祈願を行い、
市内外より多くの人たちが参詣し、1年間の身体健全や家内安全、交通安全などを祈願しました。
あわせて、逮夜となる阪神淡路大震災殉難者、東日本大震災殉難者をはじめとする災害殉難者への御回向と、
被災地の早期復興、国土安穏を祈念しました。
毎年私もお手伝い、法要出座させていただいています。
朝9時に始まり夜7時まで約1時間おきの計9座。
10数名の僧侶による読経・ご祈祷は迫力ありますよ。
冷たい風が吹く中、寒い気候にもかかわらず、本堂と別棟にある番神堂は毎回参詣者で一杯になり、
私たちも気合の入ったご祈祷で、堂内は熱気ムンムン。
子供から年配の方たちまで、年齢問わず、しかも家族一緒にお参りされているのを見て、信仰相続の大切さを感じます。
こちらの番神様、一体ずつ厨子に納められていますが、昨年より修復事業が行われています。数年後には全ての御尊像が
蘇るそうです。
折しも、昨年は伊勢神宮、出雲大社の式年遷宮の年。番神様も蘇り益々ご威光を発揮され、御守護いただけるように
我々自身も考えたかや生活を「修復」し、反省と感謝の気持ちで、毎日を送りたいものです。
法要の様子の写真は撮ることができませんでしたので、
境内の様子を。