副住職日記
2014-01-07 21:36:00
鬼火焚き
正月7日、この地域では、鬼火焚きが行われます。
正月の飾り物や、竹・間伐した木を利用してやぐらを組み上げ、
火をつけると、炎が上がります。 このときの「パンパン」という
大きな音をたてて、はじける竹の音が「鬼」を払い、一年間の厄を払い、
後の炭で餅を焼いて食べると、無病息災と言われています。
また、煙の勢いのある時に、書初めを飛ばすと字が上達するとか・・・・
いろんな伝統行事がありますが、少子化もあり、毎年行事を行う参加者は減少しつつあります。
止めるのはいつでもできますが、復活はなかなか難しいものです。
自分の子供の頃、楽しみだった行事。親になって、こんな準備があったのか…
と大人の事情も分かってきました。次の世代にも、少しでも残していきたいですね。