副住職日記

2013-11-04 22:19:00

信行会&お会式桜作り

月日が経つのは早いもの
今月の信行会は、例年同様、お会式でお供えし、
参詣者に配る「お会式桜」の作製です。

日蓮大聖人がご入滅(10月13日)の折、東京・池上邸(現在の池上本門寺)
庭先の桜が時ならぬ花を咲かせたという故事に由来し、
お会式日蓮大聖人ご命日法要)の時に、
桜の花をかざります。

2~3日前、境内の「しだれ桜」も、1輪だけ咲いていました。


毎年のことで、メンバーもベテラン揃いで仕事も早い
私が法務から帰ると、すでに8割方完成していました(^_^;)


昼食をはさんで、午後からは信行会。
お会式法要にて奉納する、「和讃」の練習。そして御遺文の紹介・解説
今回は「土籠御書」という、日蓮聖人が佐渡に流罪されるとき、
土籠という牢屋に幽閉された弟子たちの事を心配し、法華経信仰の正しさと、
実際に身をもって行動された弟子たちを励まされたお手紙です


(鎌倉・光則寺 土籠)※だいぶ前に訪れた時に撮影した写真です(^_^;)

実は、今回のお会式法要にお招きしたのが「立川志遊師匠」
落語だけでなく、日蓮聖人の伝記を「1人語り」していただきますが、
今回語っていただく場面が、この「土籠」の場面です。

そういうこともあって、今回の御書拝読となりました
少しでも、日蓮聖人の御心に触れていただければ・・・・・・と思います。