副住職日記

2012-10-14 20:27:00

秋のお祭り

 この時期は全国各地でお祭りが行われますが、お寺のある地元自治会でも小規模ながらお祭りが開催されました。秋の収穫を神様に感謝します。

若宮様と呼ばれる氏神様で、地区の子供達(小学生)で担ぎます。息子も初めて参加しましたが、
法被を着た姿を見て、自分も担いでいた頃を思い出し、懐かしく思えました



以前は神輿を担いでいましたが、少子化の影響もあり、台車に載せての神輿廻り。その分、機動力が上がり、以前よりもはるか広範囲まで廻ります。車道を通るので、危険防止のため親も子供について一緒に回ります。
途中、法務(仕事)もあり抜けたりはしましたが、歩数計は1万歩を超えていました。おそらく、子供たちは10キロ程度歩いたことでしょう。息子は家に帰るなり、足が痛いといって、爆睡していました

地域の伝統行事、仏事、神事も含め少子化の波と共に、地方ではその存続が危ぶまれています。半面、人口の多い都市部ではどうでしょう?
ただ、人口の多い少ないにかかわらず、目に見えないものに敬意を払い、感謝の気持ちを忘れず大事にしてきた先人たちの想いは、いつの時代も変わってはいけないと思います。