副住職日記

2012-03-12 19:57:00

大震災1周忌 追悼法要

大震災から1年を迎えました。
各地で、黙祷・追悼法要など慰霊と復興祈願のお勤めが行われていると思います。

さて、今回私たちが参列させていただいたのは、大船渡市。
ここでは死者・行方不明者合わせて400名以上の方が犠牲になられています。

大船渡港を見渡す高台にある本増寺様に集合し、
津波の被害にあわれた地域を唱題慰霊行脚し
大船渡港を会場に開催される「鎮魂と追悼 市民の集い」に参列。


約500名の参加者と共に、お勤め。


式典の最中に、参加者の方と共に「希望の鐘」をつきました。
これは、災害派遣などで活躍しているNPO法人「アース」が
阪神大震災15周年の折、「慰霊と鎮魂」の願いを込めて鋳造されたそうです。
今回、大船渡に持ってきていただき、犠牲者の慰霊、復興の祈りを込めて
皆さんでつきました。

地震発生の午後2時46分に合わせ、黙祷。
ざわついていた会場も、このときは静かに全員の気持ちが一つとなって
祈りを捧げました。

ー続くー