やすらぎのお寺

鬼子母神大祭

鬼子母神大祭とは

  


鬼子母神は、もともと大変に多産な母で、1000人の子を生み育てていた母でと言われています。 しかし、自分の子供だけを溺愛し、他人の子はさらっていって殺してしまうなど、とんでもない母親でした。

これを見たお釈迦様は、懲らしめるために彼女の末っ子を隠してしまいました。鬼子母神は、最愛の子が消えてしまったのを知り、狂ったように探しますが、どうしても見つかりません。そこで、お釈迦様のもとへ助けを求めてやってきました。

 お釈迦様は、「1000人の子供のうち一子すら失って悲しむのに、おまえは人の子を食らっていた。大切な愛児を奪われた親の胸中はどうだ」と訊ねられました。鬼子母神は、お釈迦様の教えを受け、自らの過ちに気づきその罪を償う意味で、「永遠に子供を護ります」とお釈迦様に約束しました。

この誓いになぞられ、子供を抱き天女の形をした鬼子母神は、安産・子育ての守護神として信仰されるようになりました。さらに鬼子母神は、十人の羅刹女と共に法華経の行者や信者を守護するという誓いが、法華経の中に説かれていることから、日蓮宗では他と異なり鬼形の鬼子母神をお祀りし、日蓮宗の祈祷本尊(鬼形鬼子母大善神)として広く信仰されています。

 

また日蓮宗では、毎年11月1日から翌年2月10日までの100日間、「日蓮宗加行所」(にちれんしゅうけぎょうしょ)が開設され、100名以上の僧侶が祈祷の秘法を授かろうと発願し、1日に7回の水をかぶり、白粥をすすり、読経三昧、約2時間の睡眠という大荒行を行っています。

 

 当山では、毎年1月8日鬼子母神大祭を行っています。御祈願申込の方に、自分の名前と年齢が書かれた「身かわり御守」をつくり、当日参集の皆様に、大荒行を成満した僧侶による加持祈祷を授け、家内安全・身体健全と世界平和をご祈念申し上げております。

身かわり御守」は、氏名と年齢(数え年)を記入し、毎年更新していただいております。