「地鎮祭」と言えば、神道をイメージされる方が多いと思います。仏式の地鎮祭があるということがあまり知られていないようです。 そもそも「地鎮祭」とは、その土地の地神・水神、ことに堅牢大地神等の守護神に、土地を触り、家屋を建築することを陳謝し、礼拝恭敬し供養すると共に、その土地を住み家にしている全ての生物にも迷惑をかけることになるので、お詫びと共に供養することをいいます。併せて、その土地に付く邪気の退散や迷霊の成仏を祈り、土地を使わせて頂くという感謝の気持ちを表現し、その土地にまつわる地神・水神・諸霊を鎮めることでもあります。
また工事が障りなく進み、日々安全にして、無事完成を祈念し、施主の方の
子孫長久・家内安全を祈願する祭礼です。
また、上棟式とは基礎工事が終了して、棟を上げるときに法味を言上して、
御本尊をしたためた「棟札」を上げて工事の円満成就を祈念します。
棟上げ式ともいいます。
ご希望される方は、前もってご連絡ください。